中古車探しのときに
「安くてコスパの良い中古車がほしい」
「故障がなくて状態がいい中古車の見分け方を知りたい」
「初心者でもコスパが良い中古車の選び方を知りたい」
と感じませんか?
筆者は車好きが好きで国家資格を取得し整備士となりました。
5,000台以上の自動車を整備して振り返ると、学生のころはコスパを優先しすぎたなと反省です。
価格だけを追求すると
- 「燃費が悪くてガソリン代が掛かる」
- 「排気量が大きくて維持費が高くつく」
- 「燃費は良いけど購入費用が高かった」
など、安さがメリットである中古車の良さが台無しになってしまいます。
コスパで重要なポイントは必要最低限の品質があった上での価格の安さです。
この記事では、車の整備や中古車探しのお手伝いをしてきた筆者の経験則から、是非とも覚えて欲しいコスパに優れた中古車探しのコツを伝授していきます。
今回の記事を読んでいただければ、「買ってよかった」と思えるような1台に巡り合えることでしょう。
安く手に入れたいのであれば情報は必要です。
必ず最後まで一読してください。
Contents
お買い得!コスパの良い中古車とは何か?目的別にご紹介
中古車の最大のメリットと言えば、新車より割安に車を手に入れることができるということです。
選び方によっては新車とほとんど変わらないような状態の中古車を手に入れることも可能になります。
- 「安くて状態の良い中古車」
- 「走行距離は多いけど販売間もない中古車」
- 「型落ちだけど燃費の良い中古車」
などなど、コストパフォーマンスに優れた中古車というのはどこに重点を置くかによって変わってきます。
まず初めに、4つの項目に分けてコスパの良い中古車というのを解説していきたいと思いますので、ご自身が何を重要視しているのかここで確認しておきましょう。
目的1:短期間のみ乗りたい方
- 「単身赴任中だけ乗りたい」
- 「結婚前に好きな車に乗っておきたい」
- 「憧れのスポーツカーに短期間だけでも乗ってみたい」
このようにあらかじめ期間限定で所有する見込みの方は、低走行車にこだわる必要がなくなります。
中古車市場では高年式、低走行車は販売価格が高くなりますので、一般的には敬遠されがちな多走行車、型落ちの中古車を視野に入れることでお買い得感が得られます。
目的2:とにかく安く買いたい方
- 「故障しなければ見た目は気にしない」
- 「車にこだわりはなく、乗れれば良い」
- 「傷や凹みなどは気にしない」
このようにとにかく価格の安さを一番に重視するという方は、中古車市場では中々買い手がつかないような不人気車や、メンテナンス状況が行き届いている多走行車、綺麗に修復されている事故車などを検討することで割安に中古車を手に入れることができます。
目的3:ある程度安く長期的に乗りたい
- 「壊れるまで乗りつぶしたい」
- 「次の買い替え時期は考えていない」
- 「子供が小さいうちは所有している予定」
など、長期的に乗る予定がある方は、高年式で低走行な中古車がおすすめです。
さらに中古車市場で売れ残ってしまうような不人気車、リセールバリューの低い中古車は相場より安く手に入れることが可能ですので見逃せません。
目的4:維持費を徹底的に抑えたい
- 「維持費を抑えたい」
- 「車にお金を掛けたくない」
- 「エコカーが欲しい」
という方々には、低燃費のハイブリッドカーや軽自動車の購入をおすすめします。
さらに月々の支払もなるべく抑えたいようであれば、高年式にこだわらず、車検3回目にあたる5年落ち前後の中古車が狙い目となります。
「5年落ち、5万キロ」の中古車であれば、販売価格も割安で、最新の装備を搭載した燃費性能に優れた中古車を手に入れることができます。
コスパ重視の中古車探しを進める中で、筆者が特におすすめしたい狙い目の中古車を解説付きでご紹介します。
中古車をコスパで選ぶなら不人気車がおすすめ!その理由はただ1つ
数千台にも及ぶ車を整備してきた筆者としては、
- 「安くて高性能な中古車が欲しい!」
というニーズにお応えできる中古車として、不人気車を強くおすすめします。
不人気車というのは中古車市場で人気がない車種のことを言いますので、販売価格の安さに対して性能が良いという点が大きなメリットとなります。
- 「万人受けしない独創的なデザイン」
- 「セダンなど流行りではないボディータイプ」
- 「居住空間を犠牲にした走り重視のコンセプト」
など、人気がない理由が世間のニーズやトレンドとのミスマッチであれば、人気車種と比較しても性能に遜色ない不人気車は賢い選択となります。
中古車市場では必ずしも
- 「安い中古車=性能が悪い中古車」
ではありませんので、コスパ重視で車選びを進めたい方には是非ともおすすめな買い方となります。
続いては、コスパ重視の具体的な中古車を使用用途別にご紹介していきたいと思います。
使い方次第!コスパ重視の中古車を目的別にご紹介
ここまでで、コスパの良い中古車とはどんなものか?というのを解説してきました。
では実際にどのような中古車を購入すれば良いのか、一覧表形式でご紹介していきたいと思います。
筆者が数千台にも及ぶ車を整備してきた経験からおすすめしますので、是非とも中古車選びの参考にしていただければと思います。
【コスパの重視の中古車例】
目的 | コスパ重視の参考車種 | コメント |
---|---|---|
短期間のみ乗りたい方 | BMW:Z3 |
短期間の保有であれば外車やオープンカーといった非現実的な中古車も視野に入ってきます。特にBMWは中古車市場での値下がりが大きいのでおすすめです。 |
スバル:BZR |
国産のピュアスポーツカーであるBZRは、トヨタの86の兄弟車となります。知名度はトヨタに軍配があるため、あえて狙いたい1台となります。 | |
レクサス:LS |
レクサスのフラッグシップモデルのLSは、新車価格1,000万円を超える高級車です。中古市場では中々買い手のつきづらい車種ですので、比較的お求めやすい価格で販売されています。 | |
とにかく安く買いたい方 | マツダ:AZワゴン |
スズキのワゴンRのOEM車で、人気は本家のワゴンRに軍配が上がります。性能は本家同様の低燃費と使いやすさを兼ね備えた軽自動車ですので、あえて狙いたい1台です。 |
ダイハツ:ミラ |
トールサイズの軽自動車が主流の現代では、昔ながらの背の低い軽自動車は人気が落ちます。ロングセラーモデルのミラは、日常の足としては申し分のない車と言えます。 | |
ダイハツ:エッセ |
ミラと同様に、背の低い軽自動車としてエッセをおすすめします。必要最低限の装備のみとなるこの車種は、とにかく安く買いたいユーザーにうってつけの1台です。 | |
ある程度安く長期的に乗りたい | マツダ:プレマシー |
トールサイズのミニバンが主流の現代では、背の低いミニバンは人気が落ちます。プレマシーは両側スライドドア、アイドリングストップ機能といった基本装備が充実したお手頃なミニバンとなります。 |
ニッサン:プレサージュ |
プレマシーと同じく、背の低いミニバンとしてプレサージュをご紹介します。同年代に発売されていたフーガやムラーノのような、高級感のある外観と内装が安さを感じさせません。 | |
トヨタ:アイシス |
同メーカーのヴォクシーやノアに雲隠れしてしまったアイシスは、人気は大きく劣るものの、運転のしやすさや両側スライドドアがファミリーユーザーに使いやすくおすすめです。 | |
維持費を徹底的に抑えたい | トヨタ:プリウス |
ハイブリッドカーの優れた燃費性能が中古車の中でも群を抜きます。ガソリン代を中心とした維持費軽減にうってつけの1台です。 |
ホンダ:インサイト |
ハイブリッドカーと言えばプリウスの独壇場となっていますが、ホンダのインサイトも低燃費かつ静粛な乗り心地が持ち味です。 | |
トヨタ:アクア |
低燃費で運転しやすいサイズのアクアは、日々の通勤から買い物までこなせる日常の足としておすすめです。 |
今回ご紹介したのはごくわずかな一例ですが、上記の探し方を参考にしていただければコストパフォーマンスだけでなく、ライフスタイルに合わせて効率よく中古車を乗り継ぐことも可能になります。
目的に応じて人気車種、不人気車種を使い分けましょう。
ここからは、コスパ重視の車選びを進める際に気を付けたい注意点をご紹介します。
初心者必見!コスパで選ぶ際の注意点は全部で7個
コスパ重視の中古車探しを進めていく中で、注意すべき点は全部で7項目あります。
決してすべて網羅している中古車を購入しなければいけないということではありませんが、注意点を把握した上で購入をしないと後々トラブルの元となってしまいます。
例えば
- 「購入直後に故障が続いた」
- 「維持費が高くついた」
といったように、後から出費が多くなってしまってはコスパ重視の中古車とは言えません。
筆者の友人も20万円の格安軽自動車を購入しましたが、購入後にあれよあれよと消耗品の交換や故障が続き、初めから50万円程度の良質な中古車を買えば良かったと後悔していました。
割安に中古車を購入し、結果的に「コスパが良かった」と言えるよう、以下の注意点を意識して中古車探しを進めていきましょう。
注意点1:定期的なメンテナンスができている
コスパ重視の中古車選びに限らず、車のメンテナンス状況はとても重要なポイントになってきます。
確認方法としては点検整備記録簿が残っていることはもちろん、12ヵ月点検や車検(24ヵ月点検)時の整備記録がしっかりと記載されていることが大切です。
ディーラーや整備工場で法定整備を受けていることで、良質な中古車を証明できる証明書のような役割を果たします。
初心者の方は直接販売店にメンテナンス状況について質問することができますので、手取り足取り受け答えしてくれる場合はより一層信頼できる販売店だと言えます。
反面、点検整備記録簿を見せたがらなかったり、メンテナンス状況を話したがらない販売店は信用できませんので避けましょう。
注意点2:燃費が良いこと
販売価格の安さはもちろん、燃費が良いこともコスパ重視の中古車を選ぶ上では大きなポイントになってきます。
中古車選びの際は低燃費であることを意識しておかなければ、例え安く購入できたとしても維持費の面で割を食うことになってしまいます。
筆者が考える燃費の良い基準を掲載いたしますので、中古車探しの参考にしてみてください。
【燃費の良い基準】
車種 | 燃費 |
---|---|
ハイブリッド車 | 25km/L以上 |
ガソリン車 | 15km/L以上 |
クリーンディーゼル | 15km/L以上 |
※燃費基準は新車カタログ値を参考。
注意点3:排気量が少ないこと
コスパ重視の中古車探しで見落としがちなのが、エンジンの排気量です。
排気量が大きくなればなるほど自動車税が高くなります。
エンジンが大きくなるということは車体の重量も重くなりますので、自動車重量税も高くなります。
以下の表を使って実例で例えてみたいと思います。
【車種別の比較表】
メーカー | 車名 | ガソリン | 排気量 | 車両重量 | 新車価格 | 中古車価格 |
---|---|---|---|---|---|---|
ベンツ | S-500 | ハイオク | 5,000cc | 1,810kg | 1,060万円 | 70万円 |
ホンダ | フィット | レギュラー | 1,300cc | 1,040kg | 158万円 | 100万円 |
この2台を比べると、70万円で売られているS-500の方がコスパが良いように感じます。
高級外車であるベンツのフラッシングモデルですので、余計にお得感を強く感じるのではないでしょうか。
ただし、5年、10年と長く乗れば乗るほど維持費の面でS-500は高くつきます。
具体的には下表のようになります。
【税金比較】
メーカー | 車名 | 自動車税 | 自動車重量税 | 合計額 | 差額 |
---|---|---|---|---|---|
ベンツ | S-500 | 88,000円 | 32,800円 | 120,800円 | +61,700円 |
ホンダ | フィット | 34,500円 | 24,600円 | 59,100円 |
さらにガソリン代なども含めたランニングコストを考えると、長く乗れば乗るほどフィットを購入する方がコスパに優れた中古車と言えます。
中古車探しをする際は、コンパクトカーのような排気量が小さい車を基準に選ぶことで税金面での費用負担を抑えることができますので覚えておきましょう。
筆者の友人も販売価格の安さに釣られて購入したものの、排気量や車両重量が大きくて維持費の面で大変苦労していました。
参考までに自動車税の一覧表も掲載いたします。
【自動車税 普通車】
総排気量 | 税額 |
---|---|
1,000cc以下 | 29,500円 |
1,000cc~1,500cc | 34,500円 |
1,500cc~2,000cc | 39,500円 |
2,000cc~2,500cc | 4,5000円 |
2,500c~3,000ccc | 51,000円 |
3,000ccc~3,500cc | 58,000円 |
3,500cc~4,000cc | 66,500円 |
4,000cc~4,500cc | 76,500円 |
4,500cc~6,000cc | 88,000円 |
6,000cc~ | 111,000円 |
【自動車税 軽自動車】
総排気量 | 税額 |
---|---|
~660cc | 10,800円 |
※エコカー減税適用なしの場合で試算。
【自動車重量税 普通車】車検期間2年
重量 | 税額 |
---|---|
~0.5t | 8,200円 |
0.5~1t | 16,400円 |
1t~1.5t | 24,600円 |
1.5t~2t | 32,800円 |
2t~2.5t | 41,000円 |
2.5t~3 | 49,200円 |
【自動車重量税 軽自動車】
重量 | 税額 |
---|---|
一律 | 6,600円 |
※エコカー減税適用なしの場合、かつ初年度登録から13年未満の車両で試算。
注意点4:利用年数と走行距離のバランス
中古車の販売価格を左右する要素として分かりやすいのが走行距離です。
走行距離が多ければ多いほど中古車の価値としては下がってきますので、同じ年式の中古車と比較すると安く購入することができます。
ただし、10万キロ、20万キロと走行距離が多くなるにつれて故障のリスクも高まってきます。
大きな故障を避けるためにも、走行距離は「1年、1万キロ」を基準に、どのくらいの期間乗る予定か走行距離とのバランスを考えておきましょう。
仮に5~10年と長期的に乗る予定であれば、走行距離の少ない2~3万キロの中古車が理想的と言えます。
反対に車検が切れるまでの2年間など、限られた期間での使用を想定している方は、8万キロ前後の相場よりも割安な中古車がコスパに優れていると言えるでしょう。
注意点5:高年式は修理の可能性が高くなる
走行距離と同様に、年式に関しても確認しておきましょう。
希少車などの例外を除き、年式が古い中古車ほど価格は安くなっていきます。
ただし、古すぎる中古車は故障のリスクが大きくなってきますので、古くても10年落ち以内で検討していきましょう。
中には10年落ちで1万キロしか走っていないような中古車も存在しますが、駐車場で放置されたままのケースなども想定されますので、どのような使われ方をしてきたかが重要なポイントになります。
走行距離は大幅に少ないが、消耗品の交換など日々のメンテナンスが行われていること、法定整備を毎年受けていることが初心者にも分かりやすい判断基準になります。
注意点6:保証が有る中古車を購入すること
コスパ重視で考える場合、中古車に保証がついているかが購入後のアフターサービスに大きく影響します。
- 「安く購入できたがすぐ壊れた」
- 「納車時は気にならなかったが異音がする」
- 「納車直後に大きな故障が発生した」
など、どんなに綺麗な状態で納車したとしても、予期せぬ故障というのは中古車である以上避けられません。
そのような不測の事態に対応するため、「6ヵ月以上・走行距離無制限」といった半年以上の保証が付いた中古車を選ぶよう心掛けましょう。
特に車に詳しくない初心者の方には認定証付き中古車がおすすめで、品質に自信を持って販売していることに加え、手厚いアフターサービスが魅力的です。
筆者の知人も保証期間など気にせず購入し、購入後にバッテリーが上がったり、ヘッドライトの電球が切れたりと実費で細かな故障対応に追われていました。
注意点7:修復歴は無しがおすすめ
- 「真っ直ぐ走らない」
- 「トランクから雨漏りする」
- 「ドアのしまりが悪い」
などなど、事故車などには多くのリスクがつきまといます。
現在の板金塗装の技術は進歩しており、新車と変わらないほど綺麗に仕上げる技術はありますが、悪質な板金塗装屋などが修理した車両はトラブルの元となります。
そのようなトラブルを未然に防ぐ意味でも、初心者の方は積極的に「修復歴なし」の中古車に絞って車選びを行いましょう。
続いては、コスパ重視の中古車の下取りについて簡単に触れていきたいと思います。
コラム:コスパ重視の中古車は下取り価格0円も覚悟しよう
コスパ重視の中古車を購入する上で気にしておきたいのが、下取り価格の安さ(最悪の場合0円)を覚悟しておきましょう。
特に筆者が一押ししている不人気車は、
- 「中古車市場で売れない(人気がない)」
という点を逆手に取った選び方なので、必然的に買取価格も安くなります。
ある程度の期間所有した中古車であれば、購入時より価値が落ちてきますので査定額は一気に下がります。
- 「リセールバリューを気にしている」
- 「乗り換え時の頭金に充てたい」
という方には、コスパ重視の中古車探しはデメリットとなる可能性が高いことを覚えておきましょう。
次にご紹介するのは、コスパ重視の中古車探しの心強い味方となる、中古車の提案サービスをご紹介したいと思います。
希望条件を伝えるだけ!コスパ重視の中古車を探すなら提案サービスがおすすめ
- 「自分一人で中古車探しをするのは不安である」
- 「一緒に中古車探しの手助けをしてくれるパートナーが欲しい」
といった方々には、中古車探しのプロが在籍する、中古車の提案サービスがおすすめです。
初心者の方が一人で中古車探しを進めると、どうしても何から始めて良いのか判断に迷ってしまいます。
コスパ重視の中古車は価格の安さだけで判断するべきではありませんので、信頼できるパートナーを見つけ出す必要があります。
提案型サービスであれば、販売員と予算や希望条件を事前にヒアリングするため、希望に沿った形で中古車探しを進めていきます。
もちろん、希望する条件がなければ無理して購入する必要もありませんので初心者の方でも安心してご利用することができます。
今回は初心者の方に是非ともおすすめしたい、提案サービスを3つご紹介したいと思います。
ガリバーアウトレット
コスパ重視の中古車を探したい方は、中古車業界最大手のガリバーが運営する、ガリバーアウトレットで探す方法がおすすめです。
本家のガリバーとの違いは、「多走行車」「修復歴あり」などの訳あり品を多く取り揃えております。
- 「とにかく安い車が欲しい」
- 「相場よりお得に買いたい」
というニーズに応える形でラインナップしておりますので、コスパ重視の中古車をお探しの方は必見です。
- 「保証くらいは付けておきたい・・・」
という方には、別途オプションサービスも用意されておりますので安心です。
クルマコネクト
クルマコネクトは、中古車業界大手のガリバーが運営している、独自のチャットツールを使用した中古車購入のオンラインサービスとなります。
最新のAIロボットとアドバイザーが車に関わる悩みを解決してくれる画期的なサービスとなっていますので、チャット感覚で気軽に相談できます。
希望する条件を提示するだけで、あなたに最適な1台を探し出してくれます。
ガリバーが運営しておりますので、保証サービスもガリバー同様に手厚いアフターサービスを受けることができます。
ズバット車販売
ズバット車販売での中古車探しはとてもシンプルで、希望する条件をズバット車販売Webサイトに入力して送信するだけで車探しができてしまいます。
最短数分で担当者から折り返しのご連絡がきますので、すぐに車が欲しいという方も安心して利用することができます。
また、ガリバーと提携しているため、ガリバーと同様に最長10年の保証サービス(有償)や、車の返品サービスを利用することができます。
毎日入庫する中古車の中から、市場でお目に掛かることのできないお買い得な非公開車両に出会える可能性がありますので、コスパ重視の中古車探しには心強いパートナーとなります。
続いては、自分で中古車探しを進められる方向けに、おすすめの中古車検索サイトをご紹介いたします。
自分で探せる方は中古車検索サイトが探しやすくて便利
スマホ1台あれば様々なことができる現代では、中古車探しも中古車検索サイトを活用すればいつでも・どこでも手軽にできてしまいます。
- 「通勤・通学中の電車内で」
- 「仕事の休憩中に」
- 「家事の合間に」
などなど、昼夜問わず中古車探しができるようになりました。
中古車検索サイトに登録している全国各地の中古車販売店の在庫車両を検索し、気軽に問い合わせることができるシステムになっていますので、ご自身で中古車探しを進めたい方には大変便利です。
今回は筆者がもっともおすすめしたい、グーネットとカーセンサーの2つをご紹介したいと思います。
グーネット
グーネットは、中古車登録台数が豊富で見やすさ、検索のしやすさに定評のある中古車情報サイトです。
インターネットを通じて、いつでも・どこでもスマホ1台あれば簡単に検索できる便利なサイトです。
「あんしん、まる見え」のID車両であれば、良質な中古車の状態が客観的に判断できますので、遠方の中古車販売店でも安心して購入することができます。
カーセンサー
中古車検索と販売に関する豊富な情報力に定評のあるカーセンサーは、中古車探しに欠かせない存在となっています。
カーセンサー独自の「カーセンサー認定」といった高品質中古車を簡単に比較・検討しながら中古車探しをすることができます。
中古車メディアの先駆け的存在のカーセンサーであれば、コスパ重視の中古車もすぐに見つけることが可能です。
ここからは、上級者向けにコスパの良い人気車種の探し方をご紹介したいと思います。
【難易度高め】人気車種を買いたい方は訳あり中古車が狙い目
ここまでコスパ重視の中古車の条件をご紹介してきましたが、
- 「どうしても人気の車が欲しい」
- 「みんなが乗っている人気車種が良い」
- 「リセールバリューを考えて買いたい」
コスパ重視の中古車探しと言えども、このようなお考えの方も少なからずいらっしゃるかと思います。
どうしても値下がりしづらい人気車種を買いたい場合は、訳ありの中古車を中心に狙うことでコスパ重視の車選びが可能になります。
ここでは3つの項目に分けてご紹介していきたいと思います。
訳ありその1:修復歴あり
事故車などの修復歴ありの中古車というのは、中古市場の中でも敬遠されがちな車両となります。
同じような条件の中古車であれば、修復歴の有無で数万~数十万円もの価格差が生まれますので、綺麗に修復されている中古車であればお買い得な中古車となります。
筆者は板金塗装の経験もありますが、職人の手に掛かればどこが壊れていたのか分からないほど綺麗に修復されます。
当然綺麗に修復された車両は走行性能にも問題ありませんので、「直っていれば問題ない」という方にはコスパに優れた優良中古車となり得ます。
修復歴ありの中古車を狙う際の注意点としては、
- 「保証が付いていること」
- 「プロの鑑定士が認定している中古車であること」
の2点が安心して購入する判断材料となります。
安かろう悪かろうではなく、リスクをなるべく少なくした状態で賢く修復歴ありの中古車を検討しましょう。
訳ありその2:多走行車
一昔前の中古車業界では、車の寿命と言えば「10年、10万km」と言われていましたが、車を構成する部品の品質向上により20~30万キロを超える中古車も珍しくありません。
特に日本車の品質は世界トップクラスですので、日頃からメンテナンスをしっかりと施されている車両であれば、多走行車であろうと安心して乗り続けることができます。
筆者が実際に整備してきた車の中にも、10万~20万km越えの車両はありましたが、メンテナンスを怠っている高年式車より遥かに程度が良です。
割安に人気車種を狙いたい場合は車検(24ヵ月点検)だけでなく、12ヶ月点検といった法定整備が行われていることと、日々のメンテナンス状況が行き届いている中古車を選びましょう。
訳ありその3:複数オーナー車
複数オーナー車とはその名の通り、複数のオーナーが乗り継いでいる中古車となりますので、世間的には「複数オーナー=程度の悪い車」という印象を持たれる方が多いのではないでしょうか。
ただし、複数オーナー車に関しても日々のメンテナンス状況が良い場合には掘り出し物の中古車と言えますので、点検整備記録簿が残っていることを販売店に確認しておきましょう。
特に一つ前のオーナーのメンテナンス状況が重要ですので、直近の1~2年で消耗品の交換が遅滞なく行われているかがポイントです。
こちらも初心者の方には難しい判断となりますので、販売店に手取り足取り教えてもらいましょう。
訳あり中古車を選ぶ上での注意点をご紹介してきましたので、数千台の車を整備してきた筆者が選ぶ、おすすめの中古車を1台ご紹介したいと思います。
コスパの良い人気車種を探す際の参考にしてみてください。
【整備士が選ぶ】訳あり人気車種を1台ピックアップ
トヨタ/プリウスα 2015年式 12.6万キロ
こちらのプリウスαは12.6万キロと走行距離の多い中古車となりますが、法人が所有していた1オーナー車となります。
定期的なメンテナンスが期待できること、納車前にも法定24ヵ月点検を行ってからの納車ですので安心して乗ることができます。
年式も新しく、修復歴がないことも見逃せないポイントです。
続いては、訳あり中古車をどこで購入するか?について解説していきたいと思います。
訳あり中古車を検討するなら認定中古車が安全でおすすめ
- 「良質な中古車を判断することができない」
- 「少しでもお得に人気車種を買いたい」
- 「怪しい中古車を売りつけられてしまうのでは・・・」
などなど、整備士の筆者でも良質な中古車を見分ける判断は難しいと言えます。
筆者が知人の中古車探しのお手伝いしているときも、販売員が根拠もなく
- 「日本車なら安心です」
- 「修復歴ありでも綺麗に直しているので大丈夫です」
- 「人気の車なので安心です」
というような一方的な押し売り営業を間近で体験しましたので、「安心」を担保する意味でも、認定証付きの高品質車両に的を絞って中古車探し進めましょう。
今回はディーラーの認定中古車と、中古車検索サイトの認定中古車の2つに絞ってご紹介していきたいと思います。
ディーラーの認定中古車
- 「新車に近い状態の中古車が欲しい」
- 「欲しい中古車のメーカーが決まっている」
- 「最新の装備が搭載された中古車が欲しい」
このような方々は、メーカーの車を熟知した販売員とメカニックが在籍しているディーラーの認定中古車がおすすめです。
ディーラーの認定中古車のメリットとしては、新車と同等のアフターサービスを受けることができたり、リコール発生時にも迅速に対応をしてくれる体制が整っていることです。
メーカーの認定基準、補償内容は販売店によって変わってきますので、気になるメーカーがありましたら下記の認定中古車サイトをご覧ください。
参考:トヨタ 中古車 | トヨタ自動車WEBサイト
参考:NISSAN 認定中古車|日産公式中古車検索サイト
参考:【公式】ヤナセの認定中古車検索・中古車情報サイト
中古車検索サイトの認定中古車
グーネットやカーセンサーでは、専門の認定鑑定士が1台1台車両チェックを行い、厳しい検査項目をクリアした車両のみに認定証を発行している認定中古車を数多く掲載しています。
グーネットは「JAAA(日本自動車鑑定協会)」、カーセンサーは「オークネット(AIS)」という外部機関が平等・公平な審査を行いますので、認定を受けた中古車は信頼のできる良質な中古車だと言えます。
グー鑑定、カーセンサー認定はどちらも消費者の不安感や不信感を払拭するための鑑定機関ですので、
- 「安心して状態の良い中古車に乗りたい」
- 「すき間時間に良質な中古車を探したい」
- 「第三者目線で判断した中古車を買いたい」
という方には、中古車検索サイトの認定中古車の購入をおすすめします。
まとめ
コスパの良い車選びを理解してれば、よりお得に中古車を探し出すことができます。
よく勘違いしてしまうのが、
- 「中古車だからそもそもコスパが良い」
という考え方です。
そのような考え方で中古車探しを進めてしまうと、
- 「販売価格は安いけど維持費が高い」
- 「安く買えたけど故障ばかりする」
- 「燃費が悪くてガソリン代が掛かる」
など、購入後に費用負担が多くなる懸念があります。
筆者の周りでも、格安のアメ車を購入し、莫大な税金やガソリン代が生活費を圧迫してしまったというケースを実際に見てきました。
中古車は安ければなんでもOKという意味ではありませんので、今回の記事を参考にしていただき、コスパに優れた1台を見つけ出してみてください。
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