SIerはやめとけと言われる理由とは?やばい企業の見分け方や実態を解説!

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SIerはやめとけと言われて、なぜなんだろうかと疑問に思っていませんか?

SIerがやめとけと言われる理由は、給料の低さや長時間残業などが挙げられます。

しかし、SIerは概ね安定した企業が多いですし、大規模案件に携わることができるやりがいもあります。

本記事ではSIerやめとけと言われる理由やその背景を紹介していきます。

避けるべき企業の見抜き方や対策も紹介していきますのでぜひ最後までご覧ください。

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「SIerはやめとけ」と言われる理由

SIerは年収が低く残業が多いからやめとけと言われますが、その理由の大半は多重請負が原因です。

また、直請(一次請け)ができるSIerで合った場合、プログラマーは評価されないため、プログラミングが好きな人にはミスマッチしやすい業界と言えるでしょう。

ここではSIerやめとけと言われる理由を背景も含めて紹介していきます。

SIerについて詳しく知りたい方は、こちらの記事でも紹介していますので参考にしてみてください。

給与が低いからSIerやめとけ

SIerは多重請負の構造があり下請けSIerは多数あります。

もし下請けSIerに在籍すると、元請より確実に利益が減少するためそれに合わせて給与も低くなります。

もし、3次請けといった多重請負先であればさらに給与は低いでしょう。

このようにSIerでは下請けの給与が低くなる構造があるためSIerはやめとけと言われます。

裁量が少ないからSIerやめとけ

下請けSIerに入社をすると、仕様・期間・費用が決まっており工夫や提案ができないためSIerやめとけと言われる理由となります。

よい提案をしたとしても、上流にいるお客様、一次請SIer、二次請SIerなどに合意を取る必要があり労力がかかります。

このように下請けSIerの現場では裁量が少ないため、やめとけと言われる場合があります。

長時間残業が多いからSIerやめとけ

SIerのシステム開発では、要件が膨らんだり、仕様調整が遅延したり、見積もり誤りによって残業が多いためやめとけと言われます。

36協定を超えるためタイムカードを切らずに残業する方も多数います。

特に下請けSIerほどそのしわ寄せを受けやすいですが裁量がないため残業して遅延をカバーする方法しかなくきついと感じるケースも多いでしょう。

このようにSIerでは残業が多いからやめとけと言われます。

ブラック企業が多いからSIerやめとけ

技術力といった強みがないSIerは低単価かつ短納期の仕事を受けざるを得ないブラック企業が多いため、SIerはやめとけと言われます。

多重下請け先のSIerでは、自社で受注できる営業力や技術力、資金力がないために発注元の条件を受け入れて受注します。

このようなSIerでは、薄給で長時間残業が常態化しており、ブラック企業化しています。

残業代も出ず、サービス残業になるSIerもあるでしょう。

このようにブラック企業が多いからSIerやめとけと言われます。

SIerのプログラマーは評価されないからやめとけ

SIerの開発の現場ではプログラマーよりもその上流工程を担当するシステムエンジニアが評価されるため、やめとけと言われます。

そのためSIerでは開発力があったとしてもシステムエンジニアにキャリアアップして行きます。

もし、プログラマーにこだわって働きたいと考えている場合は、技術職としての評価制度がない場合SIerをやめとけと言われるでしょう。

SIerをやめておいた方がよい人の特徴

これまで「SIerやめとけと言われる理由」を紹介しましたが、以下の方のように、実際にSIerをやめておいたほうがよい人の特徴を紹介していきます。

・コミュニケーションが苦手な人
・技術に対する知識が不足している、もしくは向上心がない人
・プレッシャーに弱い人
・プログラミングをメインにしたい人

コミュニケーションをとることが苦手な人

SIerは顧客やプロジェクト担当者とコミュニケーションを取りながら業務を進める必要があります。

そのため、コミュニケーションが苦手な人は、顧客との要件定義やプロジェクトのメンバーとの協力が難しく、SIerに向いていないかもしれません。

参考:コミュニケーション能力を上げたい方へ|日本コミュニケーション能力認定協会

SIerの技術の習得に興味や関心がない人

SIerの主な業務は技術を駆使してシステムを構築することです。

技術に対する知識が不足していたり、不足しているにも関わらず技術の習得に興味や関心がない人は向いていないかもしれません。

プレッシャーに弱い人

SIerの業務は厳しいスケジュールや予算に追われることがあります。

またプロジェクトが長期間にわたることもあり、その間も技術の進化や顧客の要求の変化に迅速に対応する力や完遂する忍耐力が求められます。

プレッシャーに弱い人にはSIerは向いていないかもしれません。

プログラミングをメインにしたい人

プログラミングをしたい人はSIerはやめておきましょう。

Sierのキャリアの中でのプログラミングは研修などで多少携わる程度なので、プログラミングをメインでしたい人にはSIerは向いていません。

SIerで働くメリットとは?

SIerで働くのには、メリットもあります。

具体的には以下の3点です。

  • 待遇や福利厚生が良い会社が多い
  • 大規模プロジェクトに携わることができる
  • IT以外の汎用的なスキルが身に付く

ひとつずつ解説します。

待遇や福利厚生が良い会社が多い

上流工程を担うSIerは、予算が多く設けられているため給与も高い傾向にあります。

また、特に大手の子会社となっているSIerは福利厚生が親会社と同じ水準となっていることも多く充実しています。

SIerの平均年収は400万~600万といわれていますが、大手SIerで活躍すれば1000万円以上を超えることも多々あります。

大規模プロジェクトに携わることができる

元請けとなるSIerだと大規模な案件を受注する機会も多く、驚くような規模のプロジェクトに携わることができる可能性があります。

大手SIerであれば、金融系や官公庁など、社会的にも意義の大きいプロジェクトも少なくありません。

大規模プロジェクトならではの開発プロセスを学ぶことができるのはSIerの大きな魅力と言えるでしょう。

IT以外の汎用的なスキルが身に付く

SIerでは開発のスキル以外にも、様々な業務に役に立つ汎用的なスキルを身に付けることが可能です。

SIerは上流工程を担うため、開発が全てではないためです。

例えばユーザーからのヒアリングや要件定義などコミュニケーションスキルも磨かれます。

スケジュールや予算の管理も必要になるため、総合的なマネジメントスキルも身に付くため、メリットと言えます。

SIerで働くデメリットとは?

逆にSIerで働くデメリットも存在します。

具体的には

  • 成果ではなく勤続年数で評価される
  • 最新の技術に触れる機会が少ない
  • クライントの都合に振り回される

ひとつずつ解説します。

成果ではなく勤続年数で評価される

SIerでは、成果やスキルよりも役職や入社年数で評価される評価制度が根強く残っています。

特に大手SIerは年功序列型の人事制度なので、いくら優秀でも若手が評価をされるのには時間がかかります。

また、開発での昇進より管理業務(PMやPL)への昇進が主となるため、ずっと開発に携わりたいと考えるエンジニアにとっては、キャリアビジョンが合わなくなることもあります。

成果が評価されず、出世するためには開発ができない環境で、意欲的な技術者ほどモチベーションを失いやすくなります。

最新の技術に触れる機会が少ない

SIerは多くが大企業や官公庁向けの大規模システムを請け負うため、技術選定が保守的になる傾向があります。

結果として、最新の技術や開発手法に触れる機会が少なく、古い技術が使い続けられることも珍しくありません。

進化の目覚ましいIT業界において、最新技術を触れる機会が少ないということは技術者としての成長が限定されてしまい、転職においての市場価値に影響する可能性もあります。

クライアントの都合に振り回されやすい

SIerではクライアントの要望が絶対とされることが多く、急な仕様変更や無理な納期に対応しなければならない場面が多くあるのが現実です。

自社開発とは違い受託開発が主の業務となっているSIerでは、クライアントの満足が最優先されるためエンジニアの働きやすさよりもクライアントの要望が優先されるためです。

その結果、スケジュールの無理な詰め込みや休日出勤、残業が発生しやすく、ストレスフルな勤務環境となります。

主体的に仕事を進めにくいという点も不満に繋がります。

やばいSIerの見分け方と回避方法

「SIerはやめとけ」に該当するSIerとは、多重請負先となっているSIerです。

つまり、2次請け、3次請けをメインの事業となっているSIerです。

やめとけと言われる理由で紹介したとおり、下請け企業は給料も裁量も労働環境も悪くなりがちです。

全てのSIerが問題なわけではありませんが、傾向として理解しておきましょう。

「SIerはやめとけ」に該当する2次請け、3次請けをメインの事業となっているSIerを避ける方法は、詳しい人に教えてもらう方法しかないでしょう。

残念ながら企業のホームページや求人票では見抜けないケースが大半です。

なぜなら、上場でもしていない限り売上やその内訳を公開する企業はほぼないためです。

そのため、マイナビIT AGENTといったIT専門の詳しい転職エージェントに相談することがより確実な方法となります。

転職先を紹介してもらうときに、「直請け(プライム案件)が多いSIerの求人を紹介してください」と依頼しましょう。

手間かもしれませんが、無料で相談でき丁寧にサポートしてもらえるため入社後に後悔しないように相談することがおすすめです。

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まとめ

SIerやめとけと言われる理由は、薄給・裁量の低さ・長時間残業が主な原因です。

もし避けたい場合は、マイナビIT AGENTといったIT専門の詳しい転職エージェントに相談し、2次請け・3次請けを避けるようにしましょう。

ただし、2次請け・3次請けでは未経験でも転職しやすいため、実績づくりやスキルを習得できます。

ITエンジニアは転職しやすい職種のため、無理に避けるのではなく背景を理解した上でキャリア形成に取り組むと良いでしょう。

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