この記事では第二新卒を積極的に採用している大手企業の一覧の他、会社選びのポイントや選考の評価ポイントなどを紹介していきます。
第二新卒で大手への転職を成功させたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
第二新卒を採用しているおすすめの大手企業は以下の通りです。
- ソフトバンク
- 日本マイクロソフト
- アクセンチュア
- KDDI
- 楽天
- Apple
- アマゾンジャパン
- ヤフー
- メルカリ
- サイバーエージェント
- ベネッセコーポレーション
- リクルートホールディングス
- トヨタ自動車
- ソニー
- 富士通
- NEC
- キヤノン
- パナソニック
- 東京海上日動火災保険
- 日本銀行
- SBIホールディングス
- みずほフィナンシャルグループ
- ヤマト運輸
- IHI
- 日本通運
- JR東日本
- 東建コーポレーション
- オープンハウス
- 大東建託
第二新卒で大手へ転職したいけれど何から始めたらいいのか悩んでいる方は、まず転職エージェントに相談してみましょう。
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第二新卒は未経験から大手に行く最後のチャンスであるため、転職エージェントを活用して大手企業への転職を成功させましょう。
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目次
第二新卒を積極的に採用している大手企業一覧
第二新卒を募集している大手企業は多くあります。
一部ではありますが、現在自社の採用ページで第二新卒枠が掲載されている企業を一覧で紹介します。
紹介する企業は氷山の一角で、他にも多数の大企業が若手の人材を採用したいと考えています。
IT・通信
DXニーズが強く活況の業界です。非対面ビジネスが進むことが見込まれ今後も成長業界となるでしょう。
インターネット・広告・メディア・人材派遣
新聞やTVなどが衰退し、インターネットを介した情報提供が一貫して伸びています。
メーカー
ハードウェアの高付加価値化では売れない時代となり、サービス提供を含めたモノづくりが求められています。
金融・サービス
窓口業務の人員を削減する一方で、オンライン化の推進を強化。
運輸・物流・エネルギー
感染症対策により販売のオンライン化が進み、負荷が増大。労働者の確保のために待遇や労働環境の見直しが進む。
不動産
第二新卒の求人応募には転職エージェントの利用が有利
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第二新卒で大手企業に転職することは可能?
第二新卒で大手企業に転職することは可能です。
株式会社ディスコのキャリタスリサーチによると従業員1,000名を超える大企業も若手の採用に苦戦をしているからです。
従業員が1,000名以上位の大手でも新卒入社して3年後には25%が離職しているため補充も必要となります。
そのため大企業にとっては、新卒の採用だけではなく、社会人経験があり教育コストが少ない第二新卒の採用も一考の余地があります。
若手を継続して採用しつづけないと、企業内でも少子高齢化が進み長期的には弱体化してしまいます。
このような背景から企業は積極的に若手の採用を行っており、第二新卒から大企業へ転職するチャンスは十分にあると言えます。
第二新卒で大手企業に転職するメリットとデメリット
大手は企業規模が大きいため、安定性はありますが意思決定が遅いといったデメリットもあります。
ここでは第二新卒で転職するなら知っておきたい大手企業のメリットとデメリットを紹介していきますので大手企業を理解していきましょう。
大手企業のメリット
大手企業のメリットは、なんといっても安定した待遇です。
黙っていても支給される分厚い賞与、絶対にある昇給など、魅力が盛りだくさんです。
安定・高待遇である
大手企業のメリット1つ目に安定・高待遇であることが挙げられます。
基本的に正社員数が5,000名を超えてくると安定しています。
昇給は年に1回必ずしますし、賞与も4.8ヶ月(月給20万円でも96万円の賞与がある)があるでしょう。
年間休日なども123日など、3日に1日お休みをとれるレベル。
非常に恵まれています。
高いレベルの仕事の進め方を体得できる
第二新卒で大手企業に就職すると高いレベルの仕事の進め方を体得できることも大きなメリットです。
大企業では仕事が高いレベルで構築されているためです。
仕事の完成系に若いうちから触れることができるため、非常に勉強になります。
ハイレベルな仕事の進め方を知り、論理的な思考能力などを磨くこともできますね。
筆者も経験がありますが納期の遵守・報連相のきめ細やかさを始め、仕事のレベルは大きく差が開いています。
仕事の規模が大きい
大企業は仕事の規模感がとにかく大きいです。
1つのプロジェクト単位で何百億というお金を動かすことも珍しくありません。
数十年と働けば誇らしい仕事をやり遂げることもあるでしょう。
金額や規模間が大きな仕事を経験することで、仕事の完成形を知り、よりレベルアップすることができます。
大手企業のデメリット
大企業のデメリットは仕事が進むスピードは遅い点です。
社員が多いため決裁権も平社員にはありませんし裁量権も少ない傾向です。
具体的には、以下のようなデメリットがあります。
- 分業が進み仕事の幅が狭く歯車になりがち
- 意思決定が遅い
- 大手の看板で仕事をするため一人では何もできない傾向
- 年功序列が色濃く成果と給料が比例しない
- 社内での派閥に巻き込まれる
それぞれについて解説します。
分業が進み仕事の幅が狭く歯車になりがち
大企業では分業体制が進んでおり、仕事の幅が狭いです。
ほとんど会社の歯車といったところでしょうか。
やりがいを感じないと会社を飛び出す人もいます。
ベンチャーでは20代のうちから自分の部下を採用し給与評価することもあります。
もしあなたが優秀な人材であれば経験として大きな差ができるのは間違いありません。
意思決定が遅い
大手企業は意思決定が遅いこともデメリットです。
多くの人の意見を考慮したレポートを求められるためです。
さらに係長・課長・部長など階層も深いため根回しの時間もかかってしまいます。
ひどいケースになると意思決定をする前段階の社内調整で半年以上かかることもあります。
しかも、社長もサラリーマン出身なので、ハンコをかきあつめるだけの仕事も多々あります。
このように、大手企業は中小企業と比べD意思決定が遅い傾向にあります。
大手の看板で仕事をするため一人では何もできない傾向
大手企業では下請け会社さんや取引先さんが、非常に忖度してくれます。
大企業の看板があるからこそ優しくしてくれます。
仮に独立してもクライアントになってくれるような企業を探すことは難しいです。
会社を辞めると1人では何もできない状態に追い込まれます。
年功序列が色濃く成果と給料が比例しない
いくら実力主義を導入したといっても実は大企業の内部は、まだまだ年功序列なのを知っていますか。
筆者は人事として大企業で制度担当もしたことがありますが、ハッキリ言って、まだまだ年功序列です。
労基法の関係で一度上げた待遇は滅多に下げることはできません。
そのため、いつまでたっても年功序列のままです。
社内での派閥に巻き込まれる
大企業では、社長派閥、副社長派閥、常務派閥など、派閥争いに勝たないと未来はありません。
入社してから誰が出世するのかに目を光らせておく必要があります。
間違って負ける派閥を選ぶと、その派閥ごと異動させられたりと割を食うこともあります。
大企業で勝ち組になるには、誰についていくのか慎重に選ぶことが大切です。
曖昧な態度をとっていると勝手に「○○は常務派閥らしい」と噂を流されて部署ごと淘汰されかねません。
第二新卒を積極採用しているおすすめの大手企業を選ぶポイント
第二新卒におすすめの大手は、スキルが付く・将来にわたって安定的であるなどポイントがあります。
なぜなら、健康寿命が延びかつ働く世代が減っているため定年退職の年齢があがり、年金も減少が見込まれるため長期に渡って働き続ける必要が高まっているからです。
そのため、斜陽産業や離職率の高い職場はよほどの理由がない限りは避け、スキルと経験が付加価値となるような大手企業がおすすめと言えます。
具体的に第二新卒にお勧めの大手企業の選ぶポイントは下記となります。
- 成長企業である
- 離職率の高い職種ではない
- 付加価値のあるスキルが身に付けられる
- 50代・60代でも働き続けられる仕事内容である
第二新卒が大手企業転職する際にチェックされる選考ポイント
大手企業が第二新卒の採用で見ているポイントは、これから長く勤務できるかどうかです。
大企業は長期勤続によるキャリア形成が当たり前になっているためです。
以下のような3個のポイントをチェックしています。
- ポイント1:すぐ退職しないかをチェックしている
- ポイント2:入社後の伸びしろをチェックしている
- ポイント3:足切りライン以上の学歴
それぞれについて解説します。
すぐ退職しないか
第二新卒はすでに一度、前職を短期離職しています。
そのため、すぐに退職しないかどうかを採用担当者は念入りにチェックしています。
せっかく採用したのに辞められたら、また労力と採用経費、育成の工数が全て無駄になってしまいます。
入社後の伸びしろ
採用担当者は、第二新卒の入社後の伸びしろをチェックしています。
第二新卒の場合は、まだまだ若く能力がこれから伸びるだろうと期待される年齢層です。
また他の会社の色にも染まっていないため、これから会社に馴染んで成長してくれるだろうと期待もされています。
足切りライン以上の学歴
大企業の場合は、足切りライン以上の学歴が必要となることがあります。
正社員数5,000名以上の企業であれば産近甲龍クラス以上の大学は卒業していることが望ましいです。
産近甲龍以上の大学群は、偏差値50台の京都産業大学・近畿大学・甲南大学・龍谷大学などの準難関私大卒業生のことを指します。
正社員数1,000名程度の大企業であれば、産近甲龍より少し下のランクでも足切りはされないでしょう。
次は、大手企業への転職テクニックを紹介します。
第二新卒の求人応募には転職エージェントの利用が有利
特に大手企業や人気の高い職種に応募するには十分な選考対策が必要です。
また転職エージェントには一般的な求人サイトには掲載されていない非公開求人もありますので、一人で就活するよりも仕事選びの選択肢が広がります。
転職エージェントは沢山ありますが、第二新卒の方にはメーカー系求人も多数、定着率が高い大手求人が豊富で丁寧なサポートを受けられるマイナビAGENTをおすすめします。
求人情報は随時更新されますので、自分にあった求人を逃さないように早めに登録しましょう。
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第二新卒で大手企業への転職を成功させる方法
大手企業にはどうすれば内定をとれるのだろうかと気になっていませんか。
実は、大手企業へ転職するにはテクニックがあります。
テクニックとしては、入社した後「もう会社を辞めない」
と採用担当者に納得してもらうような伝え方をする必要があります。
具体的には、以下の3つのテクニックがあります。
- テクニック1:転職目的を誰もが納得するまで明文化する
- テクニック2:伸び代を伝えるために入社して1年後・3年後の成長・貢献イメージを伝える
- テクニック3:転職活動開始は2月にする
それぞれについて解説します。
転職目的を誰もが納得するまで明文化する
転職目的を誰が見ても納得するまで明文化するようにしましょう。
転職で実現したいことや、転職する目的を紙に書きだす方法がおすすめです。
紙に書き出すことで、転職する目的を客観視することができます。
転職の目的が誰もが納得するレベルにまで出来たら、履歴書や職務経歴書を書き始めましょう。
伸び代を伝えるために入社して1年後・3年後の成長・貢献イメージを伝える
伸びしろを伝えるために、入社してからの成長・貢献のイメージを採用担当者に伝えるようにしましょう。
成長・貢献のイメージを採用担当者に伝え、もう短期離職はしないという覚悟を伝えることができます。
第二新卒で即離職する人には、会社での成長イメージを採用担当者に伝えられない傾向にあります。
成長・貢献のイメージを伝える方法があります。
1年後・3年後の時点で、どのようになっていたいのかを自分なりに整理して企業に伝えることです。
- 入社1年後には業務を一巡して出来るようになっている
- 3年後には後輩指導ができるレベルにまで成長して部署をけん引する存在となる
など、具体的な成長のイメージを伝える方法が効果的です。
転職活動開始は2月と10月にする
転職活動の開始は出来るだけ2月と10月にするようにしましょう。
2月は大企業では新体制を迎える4月に向けて、戦力強化の準備をしていきます。
10月は、12月の異動に向けて、人員補充などの年内最後の採用攻勢が始まります。
大手企業側の社内的な動きに目を向けて有利な時期に転職活動をしましょう。
転職目的・成長イメージが思い浮かばない方は自己分析が必要
転職目的や成長イメージが思い浮かばない方は、自己分析を徹底しましょう。
特に第二新卒は一度短期離職をしてしまっています。
第二新卒で転職してしまったあと、再度転職することはかなり難しいです。
そのため、自己分析をしてやりたいことを明確化しておくようにしましょう。
ここで失敗すると、本当に転職ばかりの人生になります。
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自己分析に役立つ高精度な適職診断を受けることができ、自分に合った仕事や活躍できる仕事を知ることができるからです。
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第二新卒で大手に転職したい方へのまとめ
第二新卒で大手に転職することは可能です。
理由として、大手企業も新卒採用に苦戦しているためです。
転職活動には転職エージェント・転職サイトを利用しましょう。
おすすめの転職エージェントは以下です。
- 業界大手のノウハウを活かしたサポートが受けられるマイナビAGENT
- 幅広い職種から求人を提案してくれるハタラクティブ
- 若手の人材の正社員就職に強いいい就職ドットコム
- 大手企業の求人を多く保有する就職Shop
- 就職後定着率が95%と非常に高いウズウズキャリアサポート
大手企業にはメリット・デメリットがあります。
メリットとしては、以下のメリットがあります。
- メリット1:安定・高待遇である
- メリット2:高いレベルの仕事の進め方を体得できる
- メリット3:仕事の規模が大きい
デメリットとしては、以下のデメリットがあります。
- デメリット1:分業が進み仕事の幅が狭く歯車になりがち
- デメリット2:意思決定が遅い
- デメリット3:大手の看板で仕事をするため一人では何もできない傾向
- デメリット4:年功序列が色濃く成果と給料が比例しない
- デメリット5:社内での派閥に巻き込まれる
大手企業がおすすめな人は高待遇のために割り切れる人です。
大企業はの採用担当者は、以下のような3個のポイントをチェックしています。
- ポイント1:すぐ退職しないかをチェックしている
- ポイント2:入社後の伸びしろをチェックしている
- ポイント3:足切りライン以上の学歴
また、大手企業に入るためのテクニックとして、以下の3つのテクニックがあります。
- テクニック1:転職目的を誰もが納得するまで明文化する
- テクニック2:伸び代を伝えるために入社して1年後・3年後の成長・貢献イメージを伝える
- テクニック3:転職活動開始は2月にする
転職エージェントをうまく活用し、内定を勝ち取るようにしましょう。