お買い得中古車の条件は全部で8個|失敗しない中古車の選び方とは

中古車を選ぶときに

  • 「質が良くて価格が安いお買い得な中古車が欲しい」
  • 「安いとすぐ故障しそう。どうやって質を見極めるの?」
  • 「お買い得な中古車の見つけ方ってあるの?」

と気になりませんか?

筆者も中古車購入のお手伝いを何度もさせていただきましたが、掘り出し物のお買い得中古車は世の中にたくさん埋もれています。

特に車のユーザーに法定整備を義務付けられている日本では、売れ残っている良質な中古車が山ほど在庫されているのです。

実際に整備士として働いていた筆者としては、「なんで売れないのだろう?」という残念な高品質車両も多く見てきています。

販売店に促されるまま営業ノルマの中古車を押し売りされたり、粗悪な中古車を在庫処分として売りつけられないよう、知っている全てをこの記事に紹介していきます。

筆者の経験談を交えながら解説していきますので、ぜひ最後まで一読してください。

Contents

【整備士おすすめ】初心者には不人気車がコスパに優れたお買い得中古車!その理由も解説

  • 「中古車探しをしたことがない」
  • 「特に車にこだわりがなく、購入費用は安く済ませたい」
  • 「とにかく安い中古車を探している」

こんな方々にはコストパフォーマンスに優れた不人気車をおすすめします。

まず初めにご説明しておきたいのが、あくまで中古車の価格というのは「人気があるか」に大きく左右されますので、不人気車だから壊れるということではないのです。

筆者は整備士時代に国内外の様々なメーカーの車種を何百台と整備してきましたが、必ずしも人気と性能はイコールではないということを強くお伝えしておきます。

不人気車というのは世間的に人気がないだけで車の状態は良好なものが多いので、これからご紹介する具体例を元に中古車探しを進めていただければと思います。

まずは不人気車がおすすめな理由をご説明いたします。

理由1:販売価格が安い

中古車市場で人気がないということは販売店からしてみれば、「売れない」または「売りづらい」中古車となります。

そのため販売しやすい価格までどんどん下げていきますので、高年式であろうが、車両の状態が良好であろうが、人気の車種と比べて安く購入することが可能になるのです。

理由2:性能は人気車種と変わらない

不人気車はあくまで世間からの人気がないだけですので、燃費性能、安全性などの機能面に関しては他の車種や他のメーカーと比較して遜色ないことが挙げられます。

例えフルオプションだとしても、人気がないというだけで同クラスの人気車種と比べれば数十万円もの違いが見られることも少なくありません。

ここからは、具体的な車種をご紹介しながら解説していきたいと思います。

イチオシ!買い得の具体的な中古車例

初心者の方でもイメージが湧きやすいよう、実際の中古車を用いて解説していきたいと思います。

筆者の整備士経験から、コストパフォーマンスに優れたおすすめ車種をご紹介していきますので、ご自身のライフスタイルにあった中古車を見つけ出しましょう。

まずは以下の一覧表から、おおよその予算や使用用途を確認しておきましょう。

【車種別の世間相場例】

車種 人気車相場 不人気車相場 使用用途
軽自動車
ホンダ/N-BOXカスタム
平均価格127.4万円

ダイハツ/キャスト
平均価格108.8万円
街乗り、通勤・通学
SUV
トヨタ/ハリアー
平均価格117.4万円

マツダ/CX-7
平均価格88.4万円
レジャー
ミニバン
トヨタ/ヴォクシー
平均価格125.1万円

ニッサン/プレサージュ
平均価格44.0万円
多人数乗車、レジャー
コンパクトカー
トヨタ/アクア
平均価格116.4万円

スズキ/スプラッシュ
平均価格44.2万円
街乗り、通勤・通学

※2019年11月現在の情報を元に作成。

まずは扱いやすく経済的な軽自動車からご紹介していきたいと思います。

軽自動車から選ぶなら・・・ダイハツ/キャスト

発売時期は2015年からという比較的新しい車種ですが、同メーカーには売れ筋のタントやムーヴがあるため影を潜めた存在となります。

同タイプの他社モデルではホンダのN-ONE、スズキのハスラーやアルトという強敵が存在するため、軽自動車のカテゴリーでは不人気車と言えるでしょう。

性能に関して言えば、カメラとレーザーレーダー、ソナーセンサーを組み合わせた衝突回避支援ブレーキシステムを搭載していたりと、安全面でも申し分ない装備となっています。

スポーツタイプではMOMO製の革巻きステアリング、7速マニュアルモードのパドルシフトを装着した本格派仕様となっています。

軽自動車の魅力である燃費性能については、自然吸気車が26.8〜30.0km/L、スポーツは24.6〜24.8km/Lと経済面でも申し分ない仕上がりとなっています。

【おすすめしたい人】

  • 「とにかく維持費を安く抑えたい」
  • 「走りも安全性能もこだわりたい」

SUVから選ぶなら・・・マツダ/CX-7

発売が2006年と少し古いモデルになりますが、マツダのCX-7が今の時代も色褪せることないデザインでおすすめの1台となります。

発売当時はトヨタのハリアー(2代目)、ニッサンのムラーノ(初代)が人気を博しており、更には2009年から始まったエコカー減税や補助金制度などの対象外になってしまうなど、ブームに乗り遅れた格好で2011年に生産終了となってしまいました。

あくまで発売のタイミングが悪かっただけですので、性能面に関しては当時の最新のテクノロジーが注ぎ込まれています

エンジンはマツダスピード共通のユニット、サスペンションには独立懸架システム、4輪ベンチレーテッドディスクブレーキ、トラクションコントロールも搭載されていますので、安心・安全に乗ることができます。

発売時期が短かったこともあり中古市場でも台数は少ないのですが、影を潜めた存在だったことから手ごろな価格で狙い目のSUVとなります。

【おすすめしたい人】

  • 「スタイリッシュでスポーティーなSUVに乗りたい」
  • 「人とは違う車に乗りたい」

ミニバンから選ぶなら・・・ニッサン/プレサージュ

扱いやすいボディーサイズにスライドドアの3列シートということで、ファミリーユースにおすすめなニッサンのプレサージュをご紹介したいと思います。

プレサージュは1998年にホンダのオデッセイの対抗馬として発売されましたが、人気は遠く及ばず不人気車として2009年に発売を終了しています。

現在の主流はハイルーフ対応のミニバンですが、ロールーフタイプのプレサージュは乗り降りもしやすく、背が低い分ワインディングでのロールも抑えられているため走行性能は申し分ない仕上がりとなっています。

インテリア、エクステリアも当時のムラーノを彷彿とさせる高級感のあるデザインですので、安さを感じさせない1台です。

【おすすめしたい人】

  • 「大きすぎない手ごろなミニバンが欲しい」
  • 「運転はセダンのような乗り味が好き」

コンパクトカーから選ぶなら・・・スズキ/スプラッシュ

2008年~2014年まで発売されたスズキのスプラッシュは、日本ではCMこそしていたものの、アクアやフィットなどライバルの多いジャンルであったため、知る人ぞ知るマイナー車となってしまいました。

スプラッシュは元々ヨーロッパを中心にオペルブランドとして売られ、足廻りを中心に欧州車らしい味付けが施されています。

高速や峠道での安定した走行性能もさることながら、安全性能についても後部座席中央にヘッドレストと3点式シートベルトを装備するなど、日本の同クラスでは見られない水準となっています。

日本国内では同メーカーにスイフトという売れ筋車種が存在したため、販売店もさほど販売に力を入れていなかったことも一つの要因となります。

欧州車のような走りを重視したコンパクトカーが好きな方にはお買い得な中古車と言えるでしょう。

【おすすめしたい人】

  • 「運転することが好きな方」
  • 「コンパクトカーでもしっかりとした走行性能を求める方」

続いては、安くなる中古車の条件をさらに掘り下げて一つずつ解説していきたいと思います。

他にもある!お買い得な中古車の条件は全部で8個!

ここまでの説明の中で、不人気車種が初心者の方にはおすすめということがイメージいただけたかと思います。

ここからは

  • 「そもそもどんな中古車が安いのか?」
  • 「他にお買い得な中古車はないの?」

といった疑問にお答えしていきたいと思います。

市場に出回っている中古車はメーカー、車種、年式など様々な検討要素があるため、筆者が自動車業界で培ってきた経験を活かしてお買い得な中古車の見極め方を8個ご紹介したいと思います。

「何をもってお買い得と考えるか」は人それぞれだと思いますので、ご自身の価値観にあってお買い得中古車を探し出しましょう。

それでは1つずつ解説していきます。

型落ちの古い車

型落ちの中古車を探す場合、車検時期にあたる3年落ち、5年落ち、7年落ちといった区切りで探すことをおすすめします。

一部の人気車種などのプレミアムカーを除き、一般的には古くなればなるほど値段も落ちてきます。

年式の割に走行距離が少なめの中古車がお買い得車両となりますので、「1年で1万km」を目安に検討しましょう。

ただし、あまりにも少なすぎる場合(7年で1万kmなど)は、整備されないまま駐車場に放置されていた可能性があるので注意が必要です。

また、10年を超えてくると交換部品が増えてくることと高額な整備費用が発生する可能がありますので、初心者の方は7年落ちを上限に探すことがベターと言えます。

仮に車検が切れていたとしても、販売店で車検(法定整備)を受けることで安心して乗り出すことが可能になります。

【おすすめしたい人】

  • 「新しいものにこだわりがない方」
  • 「乗れればなんでも良いという方」

流通量の多い車

意外かもしれませんが、値崩れの起こりやすい流通量の多い中古車(人気車種)も狙い目と言えます。

中古車の価値というのは需要と供給のバランスに影響することが多いので、新車当時は人気があった車でも流行り廃りで大幅な値下げをしている車種というのが中古車市場には多く存在します。

流通量が多ければ多いほど、それだけ中古車市場に流れてきますので、薄利多売となって人気車種を手ごろな値段で購入することができるのです。

【おすすめしたい人】

  • 「売れ筋の人気車種に乗りたい方」
  • 「知名度のある車に乗りたい方」

不人気車

冒頭でも解説しましたが、ただ単純に人気がないというだけで販売価格を下げている車は中古車市場に多く存在します。

特にライバル車の多い軽自動車、コンパクトカーなどは、メーカーの知名度や宣伝力に売り上げが左右されやすいので、知名度の低い車(不人気車)の選択肢も多くなってきます。

外観が個性的でアクの強いデザインであったり、万人受けしないようなコンセプトの車が、性能に対して割安な価格で狙えるコストパフォーマンスの良い中古車だと言えます。

【おすすめしたい人】

  • 「人とは違った車に乗りたい」
  • 「モノが良ければ特に見た目などは気にしない」

不人気車種

車の車種も流行りに影響される一つの要素となります。

ここ最近の主流で言えば、トールサイズのミニバンやSUVが売れ筋路線となっていますので、90年代に流行ったステーションワゴンや、これまで車の王道であったセダンが中古車市場では不人気車種として手ごろな値段で販売されています。

2枚ドアのクーペもデザイン重視で利便性は劣りますので、敬遠されている車種となっています。

よほど市場価値のある中古車以外はたたき売りされているような現状ですので、狙わない手はありません。

【おすすめしたい人】

  • 「流行りを気にしない方」
  • 「ボディー形状にこだわりがない方」

長期販売されているロングセラーモデル

ニッサンのキューブや、ホンダのフィットのように、5年、10年と大幅なデザインを行わないまま長期販売されているモデルは、見た目の古さを感じさせないだけでなく、マイナーチェンジを繰り返し行っているため基本設計がしっかりしているということになります。

現行モデルと変わらないデザインでありながら、前期モデルなどは型落ちということでプライスダウンされて販売されていますので、他にはない割安感があります。

【おすすめしたい人】

  • 「古さを感じさせない車が欲しい」
  • 「車の性能にもこだわりたい」

リセールバリューの低い車

BMWやマツダ車に多い、リセールバリューの低い車(中古車市場で売れない車)をあえて狙うのもお買い得な中古車を探す一つの手段となります。

人気のある中古車というのは在庫リスクがあまりないので強気な価格設定になりますが、リセールバリューの低い車というのは長期在庫のリスクがあるため販売価格も低く設定されます

このような値落ち率の高い車というのはただ単純に

  • 「万人受けしづらい」
  • 「中古市場で売りづらい」

といった要因で価格が抑えられているだけのことが多いので、乗り潰すつもりで買取価格の低い車をあえて狙うという考え方もおすすめな買い方です。

【おすすめしたい人】

  • 「手放す際の買取価格は気にしないという方」
  • 「長く乗る予定の方」

高級車

高級車のような新車時の販売価格が高い車というのは、購入層が限定されるため中古市場でも在庫がだぶついてしまいます

特に1,000万円クラスのフラッグシップモデルともなれば、買い手がつかずに大幅な値下げを余儀なくされ、一部の人気モデルを除けば10年落ちで100万円台の格安中古車に化けてしまいます。

高級車が中古市場で敬遠されがちな理由の一つとして高額な部品代や大排気量エンジンによる維持費の高さもありますが、憧れの高級車をお買い得に手にするチャンスでもあります。

贅を尽くした質実剛健な中古車と考えれば、さらにお得感が強まるのではないかと考えます。

【おすすめしたい人】

  • 「高級車への憧れが強い方」
  • 「期間を限定して所有する予定の方」

修復歴ありの車

修復歴ありの中古車というのは中古市場でも避けられがちな車両となります。

同じ車種であれば修復歴の有無で数万~数十万円もの価格差が生まれますので、綺麗に修復されている中古車であればお買い得な中古車となりますのでおすすめです。

修復歴ありの中古車を狙うポイントとしては、保証が付いていることと、中古車の鑑定士が認定している車両であるかが安心して購入する判断材料となります。

安かろう悪かろうではなく、リスクをなるべく少なくした状態で賢く修復歴ありの中古車を検討しましょう。

修理歴ありでも購入して良い車の条件は「【整備士が教える】中古車で修復歴ありでも購入してOKな条件2つと3つのリスク」で詳しく解説しています。

【おすすめしたい人】

  • 「事故歴を気にしない方」
  • 「相場より安く購入したい方」

続いては、中古車選びのポイントを実際の中古車を用いてご紹介したいと思います。

コラム:【事例紹介】コスパ重視の中古車選び!ポイントは流行りに流されないこと

お買い得な中古車の特徴をご覧いただきましたが、必ずしも「人気車種=高性能車種とは限らない」ということを元整備士の筆者がお伝えします。

どうしても人気のある車というのは中古車市場でも値下げせずに売れてしまうため、強気な価格設定になっています。

あえて中古車市場で人気のない(買い手が少ない)車種を狙うことで、他社の同モデルより安く購入することができますので、先ほどの条件を参考に中古車探しを行いましょう。

売れている車の多くは

  • 「CMや雑誌でよく見かけるから」
  • 「みんな乗っているから」
  • 「販売店がおすすめするから」

などの理由で購入されているケースがよくあります。

もう少し掘り下げたとしても

  • 「燃費が良いから」
  • 「車内が広いから」

といった感覚で車選びをする方が、筆者の経験上多く感じました。

ここからは、そんな車選びを逆手に取った筆者一押しの中古車をご紹介したいと思います。

年間数百台にも及ぶ整備経験から裏付けられた、「安心」「高品質」「低価格」のコストパフォーマンスに優れた1台となっています。

ニッサン/ノート

【おすすめポイント】

  • 「23.4km/Lと燃費が良い」
  • 「エマージェンシーブレーキ、レーンアシスト付きの安心装備」
  • 「中古車平均価格が86.6万円と手ごろな値段」

同じコンパクトカーのライバル車種としては、トヨタのアクア、ホンダのフィット、マツダのデミオと人気車種が勢ぞろいとなっています。

ノートは性能こそ充実していますが、現在の売れ筋は「e-POWER」を搭載したグレードが好調なため、あえての標準装備がお買い得になっています

ここからは、お買い得中古車の探し方について解説していきたいと思います。

お買い得中古車を探すなら中古車検索サイトの「検索機能」が便利で使いやすい

お買い得中古車を手軽に探すなら、断然中古車検索サイトの活用をおすすめします。

便利な検索機能を活用すれば、予算に応じた手ごろな中古車をピンポイントに探し出すことができるのです。

仕事や家事で忙しい方でも、お持ちのスマートフォンやパソコンで

  • 「メーカー」
  • 「車種」
  • 「年式」
  • 「走行距離」
  • 「地域」

などの知りたい情報をサイト内に入力することで簡単に検索することができます。

さらに「認定証付き」にチェックを入れておけば、第三者機関の鑑定士が認定をした保証付きのお買い得中古車を探し出すこともできます

今回は数ある中古車検索サイトの中から、中古車業界最大手のカーセンサーとグーネットの2つの使い方を簡単にご紹介したいと思います。

グーネット

気になる車種が決まっているようであれば、メーカーから検索していきましょう。

探したい車種を選択します。

検索地域を選択します。

この場合は591台中古車を検索することができました。

さらに条件を絞り込みたい場合は条件を選択しましょう。

カーセンサー

グーネットと同様にメーカーから検索します。

該当するメーカーを選択します。

気になる車種を選びましょう。

検索地域を選択します。

この場合は520台検索することができました。

希望する条件があれば、こちらから絞り込むことができます。

続いては、自分では中古車探しが難しいという方のための中古車探しをご紹介です。

初心者は中古車のプロが厳選する提案サービスが手堅くおすすめ

  • 「何から初めて良いのかも分からない」
  • 「自分一人で中古車探しをするのが難しい」

といったように、初心者の方には1から中古車探しを始めるのは少しハードルが高く感じるかもしれません。

そんな方々には専任のスタッフが手取り足取りアドバイスをしてくれる、中古車の提案サービスをご紹介したいと思います。

提案サービスを活用すれば、ご自身の予算やライフスタイルを加味した車選びを進めてくれますので、安心してご利用いただくことができます。

今回は数ある提案サービスの中でも販売実績と使いやすさに定評のあるサービスを厳選して2つご紹介したいと思います。

クルマコネクト

クルマコネクトはガリバーが運営をしている提案サービスで、中古車業界ではトップクラスの在庫量を誇ります。

ガリバーとの違いは、独自のチャットツールを用いたオンラインサービスに特化しているということで、個性的なAIロボットと中古車のアドバイザーが車に関わる悩みを解決してくれる画期的なサービスとなっています。

LINEのようなチャット感覚で気軽に「いつでも・どこでも」相談したいという忙しい方に是非ともおすすめです。

>クルマコネクトはこちら

ガリバー

中古車販売の最大手であるガリバーは、お買い得な高品質中古車を中心に多数扱っております。

ガリバーの強みはなんといっても「年間買取り台数10万台」で、1日に換算すると500台のペースで入庫している在庫量の多さにあります。

それだけ中古車選びの選択肢が広いという魅力的がありますので、欲しい車が決まっている方もそうでない方もおすすめです。

ガリバーでは、購入後も安心の最長10年の保証サービス(有償)や、万が一不具合があったときなどに重宝する返品サービスも行っていますので、アフターサービスの手厚さも見逃せないポイントです。

>ガリバーの提案サービスはこちら

続いては、どうしても人気車種を狙いたいという方のために選び方をご紹介します。

人気車種を狙うなら訳あり中古車が狙い目!ただし難易度は高め

これまでお買い得な中古車の条件をご紹介してきましたが、

  • 「どうしても人気の中古車が欲しい」
  • 「欲しい中古車は人気があって高い」

このような悩みを持つ方もいらっしゃるかと思いますので、どうしても値下がりしづらい人気車種を狙う場合は訳ありの中古車を中心に狙いましょう。

ここでは3つの項目に分けてご紹介したいと思います。

訳ありその1:修復歴あり

「修復歴あり」のような訳あり中古車であれば相場より数万~数十万円安く購入することが可能になります。

「修理歴あり」のイメージとして、

  • 「すぐ壊れそう」
  • 「性能に問題がありそう」

といったネガティブなイメージがありますが、年間何百台もの車両を整備してきた筆者の経験からお伝えすると、「修復歴あり」のリスクを感じることはあまりなかったというのが正直な感想です。

板金塗装の経験もありますが、職人の手に掛かればどこが壊れていたのかすら分からなくなるほど綺麗に修復されてしまいます。

当然綺麗に修復された車両は走行性能にも問題ありませんので、「直っていれば問題ない」という方には掘り出し物中古車となり得ます。

ただし、極端に保証期間が短かったり、販売店が詳細を語りたがらないような中古車は手を出さない方が賢明です。

初心者の方は失敗しないためにも、後程ご紹介する認定中古車から選ぶことをおすすめします。

訳ありその2:多走行車

一昔前までは、車の寿命は「10年、10万km」と言われていましたが、高度な技術発展と部品強度の向上などから20万kmを超える中古車も少なくありません。

特に日本車の品質は世界トップクラスですので、きちんとしたメンテナンスを施されている車両であれば多走行車でも安心して乗り続けることができます

筆者が整備してきた車の中にも10万~20万km越えの車両はありましたが、メンテナンスを怠っている高年式車より遥かに程度が良かったのを今でも覚えています。

初心者の方が多走行車を選ぶポイントとしては、点検整備記録簿に車検や12ヶ月点検といった整備記録が残っていることが判断材料となります。

訳ありその3:複数オーナー車

世の中のイメージとして、「複数オーナー=程度の悪い車」というような負の印象を持たれる方が多いのではないでしょうか。

これも先ほどの「修復歴あり」「多走行車」の考え方と同じで、直すところは修復し、日々のメンテナンスをしっかりとしていれば問題はありません

複数のオーナーが大事に扱ってきたかどうかは点検整備記録簿にすべて記されていますので、車両チェックと併せて販売店に確認しておきましょう。

もし点検整備記録簿がなかったり、販売店が出し渋るようであれば信頼できませんので避ける方がベターと言えます。

訳あり中古車を狙うなら、次にご紹介する認定中古車から探しましょう。

訳あり中古車を検討するなら認定中古車が安全でおすすめ

あえて訳ありの中古車を狙うには、安心感のある認定中古車に的を絞って検討しましょう。

第三者機関の鑑定士が公平に中古車の良し悪しを判断するため、認定証を発行された中古車は高品質車両として中古車市場でも高く評価されます

  • 「訳あり中古車なので故障がないか心配」
  • 「販売店がおすすめしてきた車両で本当に大丈夫?」
  • 「判断基準がよく分からない」

など、特に車に詳しくない初心者の方は、「安心」を担保する意味でも認定証付き中古車がおすすめと言えるでしょう。

一口に認定中古車といっても販売店によって認定基準が変わってきます。

ここからは販売店ごとの認定中古車の特徴をご紹介していきたいと思います。

ディーラーの認定中古車

  • 「欲しい中古車のメーカーが決まっている」
  • 「新車のような高品質な中古車が欲しい」
  • 「メーカー直系の技術やサービスを受けたい」

という方々はディーラーの認定中古車がおすすめです。

メーカーの車を熟知した販売員とメカニックが在籍していますので、購入後も安心して乗ることができます

購入特典としては新車と同等のアフターサービスを受けることができたり、リコール発生時にも迅速に対応をしてくれます。

メーカーという看板を掲げている以上、粗悪な中古車を置くことはできませんので、仮に「修復歴あり」だとしても軽微なものがほとんどになります。

認定基準、補償内容は販売店によって変わってきますので、気になるメーカーがありましたら下記の認定中古車サイトをご覧ください。

>トヨタディーラー「トヨタU-car」はこちら

>日産ディーラー「日産認定中古車」はこちら

>外車系ディーラー「ヤナセ認定中古車」はこちら

中古車検索サイトの認定中古車

中古車検索サイトの「グーネット」や「カーセンサー」では第三者機関による中古車の鑑定を行っています。

どちらも厳しい検査項目を専門の認定鑑定士が1台1台車両チェックを行いますので、良質な高品質車両を取り揃えています

グーネットは「JAAA(日本自動車鑑定協会)」、カーセンサーは「オークネット(AIS)」という外部機関が平等・公平な審査を行ってくれますので、認定を受けた中古車はとても信頼できる中古車だと言えます。

また、中古車検索サイトであればご希望の条件を簡単に絞り込んで探すことができますので、認定中古車に的を絞った検索が大変便利です。

>グーネットはこちら

>カーセンサーはこちら

認定中古車専門店の車両

オリックス認定中古車のように、認定中古車を専門に取り扱う販売店も失敗しない買い物をする上では欠かせない存在と言えます。

希望する車種を専門のスタッフが探し出してくれるサービスとなっていますので、初めて中古車探しをする方でも安心してご利用することができます。

ホームページに掲載している在庫車両はもとより、掲載しきれない大量の在庫車両の中から厳選して提案してくれますので、ご希望の条件に沿った車選びをすることができます

特にオリックス認定中古車はレンタカーやリースで使用していた車両が多いので、過去の使用履歴がはっきりしている「修復歴なし」の認定中古車に特化しています。

>オリックス認定中古車はこちら

まとめ

  • 「なるべくなら相場より安く中古車を購入しい」
  • 「値段以上に価値のある中古車を買いたい」

など、お買い得に中古車を購入したいという気持ちは皆さん共通の認識かと思います。

今回の特集を読んでいただいた通り、視点を変えるだけで今まで見えてこなかった掘り出し物中古車というのが眠っていることに気づかされます。

あえて人気車種を外してみたり、認定証付きの不人気車を狙うなど、お買い得に購入する方法は個々の価値観によって左右されることがポイントです。

今回の記事を通して、ご自身にあった最適な1台が見つかれば筆者としてはこの上なく嬉しいです。

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