WordPressでGtranslateを使った多言語化のポイントや注意点をまとめていきます。
Gtranslateで多言語したときにハマった点
Gtranslateで多言語したときにハマった点を解説していきます。
Myanmar(Burmese)のフォントサイズと行間を個別に設定する必要がある
言語がミャンマーのビルマ語のとき、フォントサイズや行間が狂ってしまいます。
行どうしで文字が被ってしまうため、フォントサイズを小さくしたり、行間を広げる作業が必要になります。
CSSで下記のように言語を指定しながら調整していきましょう。
[lang="my"] .xxx
これが、工数大きく使います。しっかり確保しておきましょう。
404は翻訳されない
404は翻訳されません。ご注意しましょう。
2文字など短い単語が翻訳されない
「無料」や「あり」や「住所」が翻訳されないケースがあり、個別に対処が必要です。
XserverでContactForm7のAPIが動かない
お問合せでContactForm7を使うケースは多くあると思います。
最近ではAPIでバリデートが動いたり、POSTされたりしますが、そのAPIが動きません。
これが一番焦りました。
しかも情報がない。ただ、ContactForm7とGtranslateの組み合わせは一般的であるため、決してイレギュラーではない。
丁寧にチェックしていくと、Xserverが403を返しています。
そこで設定を見ていくと下記の箇所でアクセス制限されていました。
具体的には「WordPressセキュリティ設定」の「国外アクセス制限設定」の「REST APIアクセス制限」をOFFにすることで問題が解消されます。
Gtranslateの翻訳がされない・失敗しやすいパターンがある
Gtranslateで翻訳されない、または、翻訳が失敗するケースがある。
傾向があるため、気づいている点をまとめた。
2文字以下の単語は翻訳されない・失敗するケースがある
「ある」や「無料」、「住所」など2文字の単語はGtranslateで翻訳されない、または失敗するケースが多かった。
英語が大丈夫でも、ミャンマー(my)やインドネシア(id)では失敗するケースがある。
3文字以上の単語で日本語を構成するとあとから苦労しないでしょう。
日付は翻訳が失敗しやすい
Gtranslateでは日付の変換で失敗が多かった。
yy/ddのような書式やyyyy年mm月dd日も失敗していた。
お金の単位が失敗しやすい
「円」がうまく翻訳されないことが多かった。
表記を¥100などとして、最初から多言語化対応しておくと良いかなと思います。
以上、参考になればリンクをいただけると幸いです。