職歴がなくても十分に正社員就職は可能です。
ただし、なんの対策もせず独りよがりに就職活動をしても、職歴のない方の就職率は約45%で100人に40から50人程度です。
約45%しか正社員として就職することができないと悲観してしまう方もいるでしょう。
この記事で私がお伝えする方法なら、就職できる確率は80%以上です。
具体的な就職のコツとしては、以下の6つがあります。
- 自己分析・企業分析を行う
- 「職歴なし」の方は「既卒求人」に応募する
- ジョブカフェを利用する
- ハローワークを利用する
- 就職支援サービスを利用する
- 圧倒的な行動力(挑戦×行動量)で挽回!
この記事ではひとつずつ解説していますので、「職歴がないから就職できない」と思い込んでいる方は、最後まで読んで自信をもって就職活動を成功させてください。
そしてぜひ正社員になって不安な生活から脱出しましょう!
職歴欄の書き方を悩んでいる方へ
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目次
職歴なしの定義とは?
職歴なしの定義とは、学校を卒業した後に、正社員や契約社員を経験していない人のことを示します。
そのため、アルバイトやパートの経験は、正社員を目指す際は一般的に職歴には含みません。
ただし、以下の場合はアルバイトやパートの経験を職歴に書く場合があります。
- 応募先の業務内容が似ておりアルバイト・パートの経験が活かせる場合
- 社会保険に加入して安定的にシフトに入っていた場合
このように、仕事内容が似ており活かせる場合や、社会保険に加入できるほど安定して長く働いていた経験があれば、有利に働く可能性があります。
いずれも学校を卒業してからのアルバイト・パート経験のみを職歴に記載しましょう。
職歴なしの就職活動が厳しい3つの理由
「職歴なしでの就職活動は、実際はどんな部分が厳しいの」
と不安になる方は非常に多いですし、筆者もよく相談を受けます。
職歴なしの就活が厳しくなる理由として、以下の理由があります。
- すぐ辞めると思われている(自己分析・企業分析不足)
- 社会人としてのマナーが足りていない
- コミュニケーション力が不足している
それぞれについて解説します。
すぐ辞めると思われている(自己分析・企業分析不足)
職歴がないと、すぐに辞めると思われてしまうことがあります。
自己分析や企業分析が足りておらず、就職してから何をしたいのか等の軸が固まっていない方が多いためです。
対策としては、
- 就職してからどんな社会人となりたいのか自己分析を徹底する
- 企業のホームページを見て、その会社に合った志望動機をしっかりと固める
という方法があります。
社会人としてのマナーが足りていないと思われている
社会人として、年齢相応のマナーを身に着けていないという方が既卒の方には散見されます。
面接の際には最低限、
- 面接室に入ったらしっかりと挨拶をする
- 話をしている人の目を見てしっかりと話を聞く
など、基本的なマナーを身につけるようにしてください。
コミュニケーション力が不足していると思われている
コミュニケーション能力が不足しており、面接でうまく受け答えできないという既卒の方は多いです。
面接は言葉のキャッチボールです。
面接官の言うことをしっかりと理解して、適切な言葉を話す必要があります。
面接官の質問意図をしっかりと掴み、答えられるようにしましょう。
次は、いろいろ試してもうまくいかない人へのアドバイスをお伝えします。
なかなか内定が出ないと悩んでいる方は、絶対に読んでください。
職歴なしのおすすめ就職活動方法
「職歴なしの内定率は約40%前後しかないなんて、就職するのは難しいのではないか」と悩んでいる方は非常に多いです。
しかし、内定率を倍増させるコツがあります。
就職支援サービスを活用することで、内定率は80%を超えることになります。
ここからは、内定率をアップさせるためのコツについて解説します。
コツ1:自己分析・企業分析を行う
職歴なしが内定を勝ち取るには自己分析・企業分析が必須です。
就職支援サービスを活用することで、自己分析と企業分析を徹底することができます。
就職支援サービスについて詳しく知りたい方は、就職支援サービスの特徴も参考にしてください。
自分ひとりで自己分析を行うと、正しいのかどうかの判断が難しくなります。
その点、就職支援サービスは担当者が1時間以上の時間をかけて自己分析と企業分析の手助けをしてくれます。
効果的な自己分析や企業分析は、独りよがりで進めてもなかなか効果的に進められません。
第三者のカウンセリングを受けることが重要なポイントです。
転職エージェントに抵抗がある場合は診断するだけで向いている仕事が分かるミイダスもおすすめです。
ミイダスはいくつかの質問に答えるだけで適職だけではなく自身の市場価値や考え方の癖がわかる認知バイアスも診断されます。
また、診断結果をもとにあなたに合った企業からのスカウトも届くため、転職活動を楽に進めることが可能です。
完全に無料で利用できるため、興味がある方はぜひ利用してみてください。
コツ2:「職歴なし」の方は「既卒求人」に応募する
職歴なしの方は、既卒求人に応募するようにしてください。
既卒求人は既卒者に向けて作成された求人です。
そのため、経験がない前提での応募のためフラットに評価され、採用されやすいのです。
既卒求人は既卒専門の転職エージェントなどに集まっています。
最初から既卒を採用する気がある企業が集まっている就職サービスを利用することが、内定ゲットのコツです。
転職してからキャリアを築く
「職歴がないと転職は難しいのかな?ブラック企業にしかいけないんじゃないの」
と、職歴に自信がないと不安な気持ちになりますよね。
しかし、若ければスキルやキャリアがなくても将来性を見込んで採用される可能性があります。
未経験から若手を育てたい企業があるからです。
つまり、今職歴がなくても転職を諦める必要はありません。
転職してからキャリアを築いていけば、まだ充分間に合います。
そのために、まずは未経験歓迎求人を探してみましょう。
おすすめは大手のマイナビが運営するマイナビAGENTという転職エージェントです。
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コツ3:ジョブカフェを利用する
職歴なしから就職するために厚生労働省を進めている「ジョブカフェ」を利用してみましょう。
ジョブカフェは名前の通り、カフェの気分ですぐに働く決心がついていない場合でも利用できることが大きなメリットです。
就職支援サービスやハローワークなどを利用する場合はすぐに働く意思が強い場合に利用されるケースが多いですが、ジョブカフェは主に求人票の見方や就職の悩み相談・各地域の特色を活かして就職セミナーや職業体験もできます。
ジョブカフェは都道府県が運営する若者向けの就職支援サービスでハローワークと併設されているケースが多いです。
もちろん無料で、地元の企業を紹介してもらえますので気になる方はチェックしましょう。
コツ4:ハローワークを利用する
職歴がない既卒であってもハローワークを利用することができます。
地元の企業を見ることができ、就職サポートを受けることができるでしょう。
ただし、就職支援サービスを行っている民間企業のように相談員から手厚いサポートを受けることはできないでしょう。
コツ5:就職支援サービスを利用する
職歴なしで就職が上手くいかない方は就職支援サービスを利用しましょう。
就職支援サービスを活用することで、内定率は34%から80%以上になります。
実際に筆者が活用してみてこれがベストだという就職支援サービスを紹介しますので、ぜひ参考にして下さい。
おすすめは以下のサービスです。
それぞれに強みや特色があるため、ご自身のニーズにマッチする就職支援サービスを選択してみてくださいね。
在学中の方はこちらも参考にしてみてくださいね。
コツ6:圧倒的な行動力(挑戦×行動量)で挽回!
職歴なしから正社員として就職するためには、行動力を増やして面接を受ける回数を増やすなど挑戦するしかありません。
新卒より内定率の低い既卒者は、行動力でカバーするのが成功への近道です。
正しい行動と継続的な行動が必要になるため、知っている人に聞く、やり続ける行動力が必要になりますよ。
コラム1:30代もチャンス!求人の60%が職歴なし期間の限度がない!
30代で職歴なしであっても、正社員で内定するチャンスはあります。
実は厚生労働省によれば、既卒向け求人の60%以上が職歴なし期間の限度なく受け入れを行っています。
職歴なしの期間が長くても、正社員として採用したいと考えている企業が多いことが分かります。
コラム2:高卒でも厳格な企業でなければ就職可能!ただし大卒と区別される企業もある
職歴なしの高卒であっても、年齢制限などが厳格な企業でなければ内定を出す可能性は高いです。
ただし、大卒と高卒で初任給が違ったり、出世できる役職の最高位が違うことがあります。
具体的には大卒は役員まで出世できて、高卒は部長で出世が止まってしまうという可能性があります。
従業員数が1,000名を超えるような大企業では特にその傾向が顕著です。
きちんと入社前に受ける予定の会社のホームページや労働組合の情報などをチェックするようにしましょう。
会社によっては学歴別の賃金表が記載されています。
職歴なしの女性を見ているポイント
職歴なしで正社員として女性が就職するにあたってはいくつかのポイントを見て採用しています。
具体的には、以下のようなポイントです。
- 残業できるかどうか
- 男性社員に負けない気持ちを持っているか
女性社員に関しては、この2点は重要な判断ポイントとなります。
具体的には、面接の場で
「残業もバリバリこなす自信がある」
「男性の社員よりも頑張って仕事をする自信がある」
とアピールすることで採用される確率がアップします。
職歴なしでも就職しやすい仕事は?
職歴なしで就職する場合、正社員採用されやすいしごとを選ぶことで内定獲得の難易度が下がります。
正社員採用されやすい=人手が足りていないということなので、職歴や経験を問わず人材を確保したい職種だということになります。
厚生労働省が公開している有効求人倍率(求職者数に対する求人数の割合)を参考に、職歴なしでも就職しやすい仕事をおすすめ順に紹介します。
参考:一般職業紹介状況(令和6年3月分及び令和5年度分)について|厚生労働省
- 営業(有効求人倍率2.39)
- 介護職(有効求人倍率3.32)
- 飲食業(有効求人倍率2.51)
- ITエンジニア(有効求人倍率1.74)
- 建設業(有効求人倍率5.60)
- ドライバー(有効求人倍率2.71)
それぞれ解説します。
営業
営業職は有効求人倍率2.39となっており、職歴がなくても就職しやすい仕事であると言えます。
営業とは商品を売るのはもちろんのこと、サービスの提案や顧客サポート、社内と社外の調整などほとんどの企業で必要とされるポジションとなっているためです。
特に資格や経験がなくても採用されやすく、仕事内容も入社後に習得することが可能なのでおすすめです。
営業職として職歴を積み上げることで、培ったコミュニケーション能力や提案力は他業種でも生かすことができるので次の転職にも有利になるでしょう。
営業職がおすすめな人としては、人とコミュニケーションを取るのが苦にならず、聞き上手な人です。
介護職
介護職の有効求人倍率は3.32なので、1人あたり3件の求人があるということで就職しやすい職種です。
超高齢化社会の中で介護職は慢性的な人材不足となっており、学歴や職歴がなくても猫の手も借りたい状況となっているためです。
人材不足解消のために、各企業教育制度や資格取得の補助を充実させているため、働きながらスキルアップをしていくことも可能な仕事です。
今後さらなる需要が見込まれる仕事となっているので、将来性があるという意味でもおすすめの仕事です。
介護職がおすすめな人は、人助けをすることで感謝されることにやりがいを感じる人です。
飲食業
飲食業の有効求人倍率は2.51となっています。
飲食業界も人材不足の業界となっており、特に今後さらに進むと言われている少子化のなかバイトですら人員を確保するのに苦労しているためです。
飲食業というと、調理や接客だけが目につきがちですが、販売促進や店舗開発など仕事内容は多岐にわたります。
また調理の仕事も必ずしも調理師の資格がないとできないわけではないため、未経験から挑戦しやすい職種と言えるでしょう。
飲食業がおすすめな人は、食に対する興味があり人の喜ぶ顔を見るのが好きな方です。
ITエンジニア
ITエンジニアの有効求人倍率は1.74となっており、将来性も高くお勧めな職種です。
IT業界も常に人材が不足しており、経済産業省もデジタル人材の育成を急務として対策を進めています。
企業は、未経験でもはたらきながらスキルをつけてほしいと期待して採用する傾向にあるため、職歴がない人でも就職しやすい仕事であると言えます。
ITのスキルが身に付けばどの業界への転職にも有利に働くためおすすめです。
ITエンジニアがおすすめな人としては、集中力が高く、物事を論理的に考えられる人です。
建設業
建設業の有効求人倍率は5.60と過去10年で最高の水準となっており、かなり採用されやすい仕事です。
少子高齢化で労働力人口が減っている中、特に建設業の人材不足は社会問題と言えるほどの状況になっているためです。
建設業にはいわゆる3K(きつい・危険・汚い)イメージがあり敬遠されがちですが、企業もマイナスイメージを払拭すべく労働環境の改善や福利厚生の充実に力を入れています。
働きながら技術を磨くことで、将来的にも仕事に困ることがないのも魅力となっているので興味のある方はチャレンジしてみましょう。
建設業が向いている人は、体力があり危機管理能力が高い人です。
ドライバー
ドライバーの有効求人倍率は2.71となっており、採用のハードルは低い仕事です。
ここで言うドライバーにはトラックやタクシー、バスの運転手などがあります。
特にトラックドライバーは「物流の2024年問題」とも言われている法改正の影響で、人材確保に必死になっています。
この法改正によって、労働環境は好転しているいるという点では働きやすくなっているとも言えるのでおすすめの仕事です。
また、タクシードライバーやバスの運転手も未経験からの資格取得支援制度がある企業も多く、未経験でも採用の間口は広くなっています。
ドライバーに向いている人は、運転することが好きで苦にならず集中力が高い人です。
職歴なしから就職する方法を年代別に紹介
職歴がない方の就職活動は年代別にコツがあります。
面接ではほとんどの場合これまで働かなかった理由と働いていなかった間に何をしていたかを聞かれ、最終学歴からの空白期間の長さによって面接での回答に違いが出てくるためです。
ここでは、職歴なしで就職する方法を20代・30代に分けて解説します。
職歴のない20代が就職する方法
20代は未経験でも応募可能な求人が多数あり、職歴がなくても就職しやすいと言えます。
ただし、新卒よりはハードルが高いことは事実であるので、面接での回答は綿密に準備しておくことが大切です。
質問に対して正直に答えるのは良いことですが、自己分析を重ねてこれまでの反省と今後の展望について自信もって話せるようにしておきましょう。
とは言え、自分自身で全て考えるのはとても難しいので、20代の若手向けの就職支援サービスに相談することをおすすめします。
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職歴のない30代が就職する方法
職歴のない30代の就職は不可能ではありませんが、難易度は20代よりも高くなっています。
一般的には30代を採用する企業は即戦力として活躍してほしいという思いがあるため未経験者の枠が少ないためです。
未経験でも応募可能、かつ自分に合った仕事を探すとなると限られた求人数になってしまうでしょう。
30代の方は、就職に向けて1日も早く行動を起こすことが何よりも大切です。
30代の職歴のない方でも利用することができる就職支援サービスに相談して、1日でも若いうちに就職しましょう。
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職歴なしでの就職がうまくいかない方の選択肢は3つ
「色々な方法を試してみたけれど、なかなか就活がうまくいかないな」と悩んでいる方も多いです。
そこで、3つの方法をおススメします。
- 派遣で職歴を作る
- 就職支援サービスを利用する
- 期間工で稼ぎながら社会性を身に着ける
- ジョブカフェを利用する
ぞれぞれについて解説します。
方法1:派遣で職歴を作る
派遣社員として企業で経験を積み、職歴を作るという方法があります。
派遣のメリットとして、以下のメリットがあります。
- すぐに派遣社員として採用される
- 派遣先で正社員になれる可能性がある
- 気に入らなければ、派遣先を変えることができる
派遣社員というと、抵抗感がある方もいるかも知れません。
しかし、若者であれば派遣先で上司に気に入られるなどすれば、そのまま正社員になれることもあります。
デメリットとして、以下があります。
- 派遣社員なので、給料が安いこともがある
- ボーナスがない
派遣社員は時給が高いですが、正社員と比べると時間分しか給料が払われず総額は低くなることが多いです。
また、ボーナスも派遣社員の期間中はありません。
おすすめな人は、事務職での就職を希望している方です。
探し方としてはアデコなどの業界大手のサービスに登録し、求人を紹介してもらうという方法があります。
アデコは有名企業や優良企業の求人が豊富で、自分に合った仕事を見つけやすいのも魅力です。
方法2:就職支援サービスを利用する
職歴なしで就職が上手くいかない方は就職支援サービスを利用しましょう。
就職支援サービスを活用することで、内定率は34%から80%以上になります。
実際に筆者が活用してみてこれがベストだという就職支援サービスを紹介しますので、ぜひ参考にして下さい。
おすすめは以下のサービスです。
それぞれに強みや特色があるため、ご自身のニーズにマッチする就職支援サービスを選択してみてくださいね。
方法3:期間工で稼ぎながら社会性を身につける
期間工で稼ぎながら社会性を身に着ける方法もあります。
期間工は2最長で年11ヶ月と期間が決まった契約社員のことですが、期間工をすることで次のメリットがあります。
- 期間工では職歴を問われません。
- 健康な方ならすぐに採用されます。
- すぐに月収30万円程度をかせぐことができる
期間工は体力仕事ではありますが、短期間で年収400万円以上を得ることもできます。
また、期間工の仕事でキツイ仕事を経験しておけば、面接の場でも根性があると評価されます。
そのため、営業職の正社員などに就職するのに有利となるでしょう。
若ければ正社員登用される可能性もあるため、実は狙い目でもあります。
反対にデメリットとしては、以下になります。
- 体力勝負の仕事なのでついていけないこともある
- 健康でないと採用されにくい
期間工の仕事は健康でかつ、体力がないとついていけない可能性があります。
体力に自信のある方にはおすすめできます。
探し方としては期間工.jpというサイトで探すことができます。
期間工.jpで探すことで
- 入社祝い金を企業と期間工.jpの両方からダブルゲットできる(最大50万円)
- 選考の交通費が支給される
- 書類・面接対策を受けられる
といったメリットがあり、デメリットは特にないので利用しないと損になるサービスです。
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職歴なしの履歴書の書き方
「履歴書にどう職歴なしと書けばいいのだろうか」と悩んでいる方も多いです。
履歴書に職歴なしを書く方法として、以下の図のように記載してください。
西暦 | 月 | 学歴 |
---|---|---|
20xx年 | x月 | X大学法学部卒業 |
職歴 | ||
なし 以上 |
履歴書の学歴・職歴欄にはまず学歴から記載しておき、最終学歴の下に職歴を記入します。
職歴がない場合は、上記の図のように職歴欄を設けて、その下に「なし」とだけ書いておきましょう。
次は、職歴なしをしっかりと履歴書に書かないと、こんなトラブルがあるという紹介をします。
履歴書に「職歴なし」を書かないのはNG
「職歴なしと書いたらバカにされているような気持になって、なかなか書けない」と悩んでいる職歴なしの方も多く、よく相談を受けます。
「職歴なし」の場合は、恥ずかしがらずに職歴なしと記載するようにしてください。
採用担当側から見ると空白にされていると書類ミスなのかと勘違いしますし、職歴なしの子をあえて採用するという企業もあります。
必ず記載するようにしてください。
学生・新卒でも「職歴なし」は書こう
「新卒で就活をする場合、職歴なしは書くべきなのか」と悩んでしまう方も多いです。
採用担当者の混乱を避けるため、必ず職歴なしの場合は職歴なしと記載するようにしてください。
稀に社会人経験者の学生も就活には出てくるため、職歴なしと書いておかないと本当に採用担当者は困ってしまいます。
「職歴なし」はマイナス要素ではない
2019年の現段階では、職歴なしはすでにマイナス要素ではありません。
8年前のリーマンショック時であれば企業側も採用する余裕がなかったため、職歴なしの人材は容赦なく落とすという考え方でしたが、スタンスが変わっています。
仮に就職浪人や留年の経験があったとしても、その時期に自分なりに努力したことを企業に伝えることが出来れば採用される時代に突入しています。
履歴書にアルバイトの経歴を書かない方がベター
「正社員以外の仕事の職歴って書いたほうが良いのかな」と迷う方は非常に多いです。
就職や転職で正社員・契約社員の応募の場合、アルバイトの職歴は書かないほうが良いです。
アルバイトに任せられている仕事内容は正社員の仕事とは性質が違うと考えている人事担当者も多いため、出来ればアルバイト経験は書かないほうがよいといえます。
アルバイトの経歴を記述したほうが効果的な場合は書く
前述した内容と少し矛盾してしまいますが、アルバイトの経歴を書いたほうが有利になる場合もあります。
例えば、アルバイトとして飲食店の店員していて、応募先が飲食店の接客の正社員採用の場合、書いたほうが良いですね。
アルバイトとしての仕事内容と、応募先での仕事内容に相違がない場合は、記載するようにしましょう。
「職歴なし」と「以上」は同じ行でもOK!
「職歴なし」と「以上」は同じ行に記載しても問題ありません。
もしもアルバイトを転々としていると、書く欄がなくなるというケースもあります。
行が増えれば増えるほど印象は悪くなるので、違うページに行ってしまうくらいなら同じ行にまとめてください。
まとめ
職歴なしでも正社員で就職することはできます。
就職支援サービスを利用して、効率的に就職活動を進めましょう。
職歴なしの方の採用で、採用担当者が不安だと思う要素を認識し、イメージを払拭するようにしてください。
- すぐ辞めると思われている
- 社会人としてのマナーが足りていない
- コミュニケーション力が不足している
上記のような要素も就職支援サービスを活用することで打ち消すことができます。
就職支援サービスを利用しない場合の、職歴なしの既卒の内定率は45%です。
しかし就職支援サービスを活用することで、80%以上の内定率にアップさせることができます。
職歴なしで就職を考えている方は、積極的に就職支援サービスを活用するようにしましょう。