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未経験からシステムエンジニア(SE)に転職するには?転職方法や必要なスキルを解説

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未経験からシステムエンジニア(SE)になることは可能です。

なぜならITエンジニアの人材不足に加え、SEは分業化されているため未経験でも業務を担当できる特徴があるからです。

もし未経験からSEになりたい方は、教育制度が整っている大手の中途採用の求人を中心に検討すると良いでしょう。

実務を通してプログラミングスキルや開発プロセスを学ぶ環境が用意されているだけでなく、キャリア形成もしやすいからです。

本記事では未経験からSEになりたい方に、注意点や転職方法を紹介しています。

ぜひ参考にしてください。

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監修者: 硯里 宏幸(株式会社アスターリンク代表取締役)

22歳からプログラミングを始め、大手SIerのSEとして就職。その後、Webエンジニアとしてメガベンチャーへ転職。

現在は、独立しクラウドツールの開発・運営に従事。

未経験からSEに転職できるのか?

未経験からSEに転職することは可能です。

もともとITエンジニアは人材不足でしたが、DXのニーズによってより一層人手不足になっているためです。

また、SEの仕事が分業されておりスキルや経験が少ない方でも担当しやすい業務がある背景もあります。

そのため、未経験はもちろん、初心者や中途であってもSEとして採用する企業が相次いでいます。

人手不足のため、未経験や初心者でもSEになりやすい

長期に渡りSEは人手不足の状態が続いている中で感染症による非対面化やDX化のニーズを受けて未経験でも採用する企業が増えています。

実際に、IPAの調査では、IT人材の量についてアンケートをとったところ、大幅に不足している・やや不足しているとの回答が全体の89%となったと報告しています。

参考:ICT人材の不足・偏在|令和3年版 情報通信白書

しかし、SEの数は限られているため未経験から育成する体制を整えて採用する企業も増えてきました。

さらに、未経験可のSE求人はもちろんSESや派遣といった働き方もあるため、未経験の方が選べるSE求人が多く存在します。

業務が分担されており未経験でもSEのキャリア形成しやすい

SEは分業化されているため低スキルの方が担当する業務があり、キャリア形成しやすい点も未経験でSEに転職できる理由の1つです。

SEはシステムの請負開発をするにあたり、ウォーターフォール型で開発することが一般的で、工程に分けて開発を進めます。

各工程は要件定義・設計などがありますが、未経験者やスキルが低くても取り組めるプログラミングやテスト、端末設定、マニュアル作成といった仕事もあります。

高度なスキルが必要と思われがちなプログラミング工程ですが、大規模なプロジェクトなどでは指示書通りにプログラミングを書くだけの場合があり比較的に難易度が低いケースがあります。

また、同様に指示書どおりに操作を行い、テストする作業もあります。

どちらもスキルが低い場合は、具体的な指示書に従っての作業となります。

スキルがを付くについて、難易度と裁量が増えていくでしょう。

このような仕事から始め、徐々に上流工程へキャリアアップをしていける職種のため未経験でもSE転職しやすいと言えるでしょう。

特定の業務に強い場合は未経験であってもSE転職に有利となる

特定の業務に強い場合は未経験であったとしても有利にSE転職できるケースがあります。

例えば、自治体で税金に関するシステム開発をする場合、専門用語や窓口業務のワークフローを知らなければ主体的に設計、開発、テストを実施できません。

つまり開発スキルが高かったとしても業務に対する理解が低い場合は開発できないということです。

もし、業務に強い場合は、開発スキルを身につけさえすれば活躍することもできるでしょう。

このように放送や製造業、製薬、会計など特定の業務に強い方は、関連するシステム開発企業に応募すると良いでしょう。

未経験からSEへ転職しやすい年齢は?

未経験でも転職が可能なSEですが若い人ほど有利です。

なぜなら一般的に若いほど素直で学ぶ意欲も高く、先輩からも可愛がられるため早く育つためです。

逆に年齢を重ねると育ちにくく、仕事やアドバイスも素直に聞き入れられにくいため採用されづらいです。

30代までであればSEに転職した方は存在しますが40代の転職はほぼ事例を聞きません。

以下に具体的な年代別の未経験からSEへ転職する難易度を解説していきます。

20代未経験からSE転職の難易度

20代未経験であればSE転職の難易度は高くありません。

大手SIerであれば新卒採用の半数以上はプログラミング未経験であっても採用しているくらいです。

22歳の新卒はもちろん、入社3年未満といった23歳、24歳、25歳の第二新卒であれば大手企業の育成カリキュラムの中で学ぶことができるでしょう。

26歳や27歳あたりは、SEに転職する強い動機を求められます。

28歳や29歳になると動機に加え、現職での成果ややり切った事例を求められます。

採用する企業側も、短期間で即戦力なる人を採用したいため、素直で継続的に努力できる人を見極めようとします。

そのため、単なる憧れだけの応募者や年齢に応じた実績がない方は落ちやすくなるためお気をつけください。

26歳くらいまではマイナビIT AGENTなどから未経験OKの求人に応募し、27歳以降は転職保証付きのプログラミングスクールで学ぶといった形が無難でしょう。

30代未経験からSE転職の難易度

30代を超えると未経験からSE転職する難易度は格段に高くなります。

SEへの転職に向けて何を努力したかと「具体的」に問われます。

さらに指導する先輩や同僚が年下という可能性もあるため、素直さはもちろん、職場との相性も重要な評価対象となってきます。

独学で学んだ成果物を紹介したり、高いレベルで習得した技術があると「この人は短期間で成長するかもしれない」と評価され内定が出やすくなるでしょう。

筆者も面接に立ち会っていますが余程の好感触でなければ合格を出さないため、しっかりと対策することが重要です。

もし自信がない方は、転職エージェントのワークポートに相談したり転職保証付きのテックキャンプの受講をしましょう。

40代・50代未経験からSE転職の難易度

40代、50代の方が完全未経験からSEへ転職した事例はほぼ聞いたことがありません。

それくらい厳しいため経験者として転職できるようオリジナルな成果物を作りアピールしていきましょう。

転職保証がつくテックキャンプでは40代で転職した事例もあるため、一度相談することがおすすめです。

無料でキャリア相談ができるため、事例収集や内定を得るためのヒントを得ることができるでしょう。

SEに向いている人の特徴

SEに向いている人の特徴はITに対する強い興味関心があり、やり抜く力や粘り強さがある方です。

他にも、コミュニケーション力や一定の地頭の良さを求められます。

未経験からSEにはなれますがポテンシャル採用になるため、見込みがある人しか内定が出ません。

ここでは、SEに向いている人の特徴を紹介していきます。

書類選考や面接の場でもチェックされる可能性があるため、必ず特徴を押さえておきましょう。

ITに関する興味関心が強い人はSEに向いている

SEに向いている人は、プログラミング未経験であっても、パソコン、ソフトウェア、IT業界、トレンドなどITに関して人より詳しい方です。

ITに関する興味関心が高いと判断され、SEになったときにキャッチアップも早いと考えることができるためです。

逆にパソコンの使い方や配線の仕方が分からない人は気をつけましょう。

やり抜く力や粘り強さがある方はSEに向いている

SEに向いている人は、勉強を継続的に行いう粘り強さややり抜く力(グリット)がある人です。

SE経験者となった後も、システム構築のためにコツコツと設計書やプログラムを記述し、淡々とテストを実施し、システムの完成まで粘り強くやり抜くことが求められます。

やり抜く力や粘り強さが低い人は、技術が習得できなかったり、SEの適正がない可能性もあるため、ポテンシャル採用されづらいでしょう。

書類選考や面接ではコツコツと前向きに努力をした経験を伝えてやり抜く力や粘り強さがあることを理解してもらいましょう。

計画的な人はSE向き

SEに向いている人は計画的な人です。

目に見えないシステムを決められた納期に納品するための見積もり力が常に求められます。

見積もりにあたっては予測しうるリスクを事前に精査し、対策を検討します。

このような計画性が高い方は精度の高い見積もり(期間、費用)ができるためプロジェクト運営する中で活躍する傾向にあります。

コミュニケーション力がある方はSE向き

SEに向いている人はコミュニケーション力がある人です。

一般的に受注するシステム構築は一人で開発しきれないボリューの開発規模であることが多いためSEではコミュニケーション力が求められます。

なぜならお客様の要件から設計書を作成しプログラミングやテストといった形で工程が進みます。

工程ごとに担当者が変わることも多く、大規模な伝言ゲームに近しいものです。

そのため、正しく伝わっているか?正しく理解できているか?を常に確認しながら進めないと期待していたものと全く違うものが出来上がる可能性があります。

気になることは自ら確認をしたり、プロジェクトメンバーが間違った理解をしていないかなど自らコミュニケーションを取る方がSEに適しています。

技術に詳しい人

実は技術に詳しい人はSEの中でも少数です。そのため、技術に詳しいと各所から引っ張りだこになるでしょう。

プログラミング工程はもちろん、設計工程や共通化基盤チームなどIT技術に強い人は活躍の場面が多くあります。

特に技術に興味がある方は、自然と情報収集を行う傾向にあり伸びやすい人材です。

該当する方はぜひSEをめざしましょう。

SEに求められるスキルは下記の記事を合わせてご覧ください。紹介されている専門知識や論理的思考力、課題解決力といったスキルがあるほど活躍しやすい傾向にあります。

未経験でシステムエンジニアに転職できる?求められるスキルや年収を解説 | Geekly

もし、SEに向いているか悩まれている方はSE以外にIT業界の職種はたくさんありますので【未経験者必見】IT業界の職種を一挙ご紹介!仕事内容や年収も解説|プログラマカレッジ も参考にしてください。

SEに必要なスキル

未経験からSEになったあと必要となるスキルはプログラミング力とコミュニケーション能力です。

プログラミングスキルを身につけることで、開発工程はもちろん、設計や要件定義といった上流工程を担当することが可能となります。

求められるプログラミングスキルのレベルはプロジェクトや役割によって大きく変わります。

プログラミングスキルが高いほど良いですが、苦手な場合は営業や運用担当といった職種があるため適正に合わせてキャリアが選択できます。

また、プログラミングが得意な場合は開発リーダーや設計といった役割を任せられるでしょう。

一般的にSEとして押さえておきたいプログラミングスキルとしては、Java・SQL・HTMLです。

コミュニケーション能力はプログラミングスキルの高低に関わらず必須です。

作業の進捗状況や完了見込みを客観的な指標をもとに報告する力が求められます。

SEはプロジェクトメンバーで協力しながら進めていくため、受け身のコミュニケーションスタイルではなく自ら発信するコミュニケーション能力が求められます。

未経験からSEとして一人前になる期間は3年ほどかかる

未経験からSEとして一人前になる期間として3年はかかると考えておきましょう。

システム開発において、プログラミング工程を主体的にこなせる期間が3年ほど度かかるでしょう。

設計書が意図したとおりにプログラムを実装し、テスト計画やテスト実施、不具合対応が主体的にこなし、問題があれば相談できるといったレベルです。

SEは上流工程として設計や要件定義、プロジェクトマネジメントも役割として求められますが、これらをこなすには10年ほどかかります。

開発工程において、主体的に業務こなせるSEとなるために3年ほどかかると考えましょう。

未経験からSEに転職する方法

未経験からSEになる方法は、スキルなしで就職・転職する方法やスキルを身につけてから就職・転職する方法があります。

どちらもメリットとデメリットがあるため、考え方や好みで選べば良いでしょう。

筆者としては、未経験可の求人に応募し、業務をしながらスキルと経験を身につけることをおすすめします。

現場で求められる仕事をこなした方が効率よく習得できると考えているからです。

ここでは、未経験からSEになる方法を紹介していきます。

SE未経験可の中途採用の求人に転職してSEになる

SEの中途採用の中には未経験可の求人があるため、こちらに応募してSEになることが最短です。

プログラミングスキルなしで業務を行うことに不安を感じる方も多いでしょうが、入社後にプログラミング研修などの教育制度のある企業もあります。

また仕事をしながら業務に必要な知識やスキルを学べるため、短期間で成長しやすいでしょう。

デメリットとしては、教育制度のない企業や規模の小さい企業に入社をするとスキルアップのフォローがなく挫折しやすい可能性があります。

また、不慣れな業務をすることになるためストレスフルな日々を送ることになるでしょう。

そのため、大手の求人も豊富に取り扱っているマイナビIT AGENTをに相談することがおすすめです。

大手の求人は応募者が殺到するため非公開求人となっておりますが登録することで案内してもらえます。

さらに、中小企業の求人である場合も、担当者に内情を確認することができるため失敗の確率を抑えつつSEになることができるでしょう。

スキルを身につけてからSEに転職する

スキルなしでの転職に不安がある方は、事前にスキルを習得してからSEに転職すると良いでしょう。

少しでもプログラミングに関する知識やスキルがあれば、それだけ採用されやすくなります。

入社後も知識やスキルがあれば業務内容の把握も早いでしょう。

スキルを身につけるには独学で学ぶ方法とスクールで学ぶ方法があります。

本や動画など教材は多くなっていますが、おすすめはスクールです。

開発ツールの使い方、トラブル時の対応の仕方、情報の調べ方など本や動画だけでは分からない周辺の知識を覚えられ、より実践的です。

また、本や動画の通りに進めてもバージョン違いや内容のミスなどで説明通りに動かないことが多くあり、独力で解決するには難しく時間も要します。

ただし、プログラミングスクールを卒業しただけでは即戦力のスキルが身につきません。

転職保証付きのコースがあるDMM WEBCAMPといったスクールを選ぶことが良いでしょう。

転職ができない場合は受講料を返金してもらえるためリスクを抑えることができます。

もし、スクール料に不安がある方はプログラマカレッジもおすすめです。

無料で受講しプログラミングを学ぶことができます。

興味がある方は受講枠のチェックをしてみましょう。

【高待遇を希望する方】

高待遇な求人を見つけるために非公開求人に注目してみましょう。
知名度が高い企業や大手は非公開求人で募集することが多々あります。
早く相談すれば高待遇の非公開求人をいち早く紹介してもらえるため、動くなら「いま」です。

注意点は求人の質・量の両方を大切にすることです。
高待遇の求人をたくさん紹介してもらえるような転職エージェントに相談しましょう。

当サイトで評判が良く人気のエージェントはマイナビIT AGENTです。
IT業界の求人が豊富で定評があります。

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1日でも早く動くことで思わぬ高待遇求人の出会いへとつながるでしょう。
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未経験のSEに必要な資格

未経験からSEになりたい方は多くいますが、資格を取得することで意欲の高さや一定の知識量を保有していると判断され転職に有利となるでしょう。

IT関連の資格は非常に多くありますが、知名度が高く長く資格保有者として効果的な資格として国家資格がおすすめです。

ここでは、未経験からSEに転職するにあたって有効な資格を紹介していきます。

基本情報技術者試験

未経験社のSE希望者が取得すると有利な資格は「基本情報技術者試験」がおすすめです。

SEの登竜門的な資格かつ国家資格のため知名度も高く、取得するためには3ヶ月から1年程度の勉強が必要であるため取得することで一定の知識があると評価されます。

試験にはSEの業務に必須の情報を多くカバーされているため、事前に勉強をして資格を取得することで、転職後もスムーズに働けるでしょう。

ITパスポート

ITパスポート(iパス)とは社会人として理解しておくべきITリテラシーを問う国家資格です。

企業によっては全社員が取得することを求めることもあります。

内容は簡単なため、取得による専門性が高く評価されるわけではありませんが、アピールとはなるでしょう。

ベンダー資格

国家資格以外にもベンダー資格と呼ばれるOracleやMicrosoft社などの企業が付与する資格がありますが、こちらはおすすめしません。

資格を取得するためには2万円や3万円と高額で、数年経つと新しいバージョンの資格に切り替わるためコストパフォーマンスが良くありません。

 

資格の取得は知識の習得や転職時のアピールとなりますが、採用においては資格以上にプログラミングスキルが評価されます。

資格とプログラミングの勉強で悩んでいる方はプログラミングのスキルを身につけることを優先にすると良いでしょう。

未経験でSEに転職した場合のキャリアパス

未経験からSEに転職した場合のキャリアパスは、プログラミング経験のある新卒と大きく違いはありません。

具体的には、下流工程と呼ばれるプログラミング工程やテスト工程からキャリアの下積みが始まり、開発リーダー、設計者、要件定義、プロジェクトマネジメントいったキャリアパスになります。

さらに出世をすると課長や部長などの部門長になります。

また、SEの一部の人は、技術に特化したスペシャリスト(専門家)になることもあります。

入社3年未満は300万円程度である年収も、要件定義をこなすエンジニアとなれば500〜800万円となり、プロジェクトマネージャーとなれば大手であれば1,000万円以上の年収となります。

まとめ

この記事では未経験からSEを目指したい方に、転職の方法やきつさ、キャリアイメージを紹介してきました。

SEという職種は学校で学ぶ職種ではないため、未経験で就職・転職することが当たり前の職種です。

そのため、未経験からでも十分に転職可能です。

一方で、年齢を重ねるほどに企業側の採用リスクが高まるため内定が出づらくなっていきます。

まずは、マイナビIT AGENTで大手系の求人に調整し、3ヶ月〜6ヶ月経っても内定が出ない場合は転職保証付きのプログラミングスクールを受講してキャリアチェンジを目指しましょう。