【NEW】2026年2月18日情報更新
短期間で稼げると人気の期間工ですが、契約期間(数か月から2年11か月)終了後に、その企業の正社員として登用される制度があります。
トヨタ自動車・ダイハツ工業グループで期間工の正社員登用試験の試験監督・面接官をしてきた筆者の経験からお伝えすると、期間工から正社員になることは可能です。
ただし、正社員に受かる人はいくつかの条件をクリアしている傾向があります。
この記事では筆者の経験をもとに、期間工から正社員になれる人の条件について詳しく解説しています。
メーカーごとの実際の正社員登用実績についても紹介していますので、期間工から正社員を目指したい方はぜひ参考にしてみてください。
\期間工から正社員を目指すなら、登用実績の多い会社に応募するのが最短!/
本気で期間工から正社員を目指すなら、正社員登用実績の多い会社に応募するのが最短です。
登用実績の多い会社の中で、特に今積極的に募集しているのは、
- 豊田自動織機
- アイシン
- トヨタ自動車
まずは登用実績の多い会社の求人をチェックしておきましょう。
期間工から正社員になれる?
結論からいうと、期間工から正社員になることは十分に可能です。
実際に大手メーカーでは、毎年期間工から正社員経登用されている人が一定数います。
しかし、誰でも自動的に期間工から正社員になれるわけではなく、会社選びと働く姿勢で難易度が大きく変わると言われています。
正社員登用制度とは?
正社員登用制度とは、期間工として一定期間働いたあと、勤務態度や上司の評価が良ければ正社員登用試験を受けられる制度です。
多くのメーカーでは、
- 勤務態度
- 欠勤や遅刻の少なさ
- 上司からの評価
- 面接・筆記試験
などを総合的に見て、合否が決定します。
多くのメーカーでは、入社後6か月から1年程度で登用試験のチャンスがあります。
登用される人の割合は?
期間工から正社員登用される人の割合は、会社によって差はありますが、同じ会社に中途入社するよりは難易度が低いと言われています。
特に、
- トヨタ自動車
- アイシン
- 豊田自動織機
では、毎年多くの登用実績があります。
これらの企業では、期間工から正社員登用のルートが確立されており、長く安定して働きたい人に特に選ばれています。
会社選びで難易度が大きく変わる
正社員登用は、どの会社で働くかによって難易度が大きく変わります。
そもそも登用に積極的でない会社に入ってしまうと、正社員になれる確率は非常に低くなってしまうからです。
そのため、正社員を目指す場合は、最初から登用実績が多いメーカーを選ぶことが重要です。
最短で正社員を目指すなら
登用実績が多い会社を選ぶことが、正社員への近道です。
現在、正社員登用が多く募集が出ているメーカーはこちらです。
正社員登用率が高い期間工メーカー一覧
具体的には大手メーカーでは次のような正社員登用実績があります。
| 会社名 | 登用人数(近年総数) |
|---|---|
| スバル | 2,515名(累計) |
| トヨタ自動車 | 1,339名(6年間) |
| 日産自動車 | 1,138名(7年間) |
| デンソー | 1,181名(5年間) |
| 豊田自動織機 | 584名(4年間) |
| 日産自動車九州 | 90名(2024年) |
| 大阪チタニウムテクノロジーズ | 人数未公表※希望者の9割以上が登用 |
| アイシン | 人数未公表※アイシンAWでは年600名以上の実績あり |
| スズキ | 人数未公表 |
| マツダ | 人数未公表 |
大手メーカーの正社員を目指す場合、たいてい大卒などの学歴が応募条件となっています。
ですが、期間工から正社員を目指す場合は学歴を必要としない点も、正社員になれる可能性が十分にあると言える理由です。
正社員登用狙いならこの3社をチェック
「正社員になりやすい期間工はどこ」と気になりませんか。
期間工から正社員になりやすい会社は求人票に「正社員登用アリ」と明記し、正社員登用の人数やパーセンテージをハッキリと示している会社です。
なぜなら、求人票に明確に数字や実績を記載した期間工求人は責任を持って正社員登用活動も行っているためです。
中でも毎年コンスタントに正社員登用を行っているのが次の3社です。
- トヨタ自動車
- アイシン
- 豊田自動織機
いずれも登用制度が整っており、期間工からの正社員登用実績が豊富なメーカーです。
トヨタ自動車(TOYOTA):実績豊富で正社員を目指しやす環境

期間工から正社員を目指す人におすすめなのが、トヨタ自動車です。
なぜならトヨタでは、5年間で1,022名の正社員登用実績があると公表しており、正社員登用に積極的であるためです。(※2020年~2024年の5年実績)
また、トヨタの期間工登用試験は毎年4回ずつ実施されており、チャンスも多くあります。
また、福利厚生や待遇面も非常に安定しているため、「長く働いて正社員になりたい」という人に選ばれやすいメーカーです。
正社員を本気で目指すならまずは候補に入れておきたい1社です。
なお、トヨタ期間工からの正社員登用について詳しく知りたい方は、【トヨタ期間工から正社員に登用される人の特徴と難易度】の記事も併せてご覧ください。
アイシン(AISIN):受かりやすさ重視なら狙い目
アイシンは登用実績が多く、比較的受かりやすいメーカーです。
収入と働きやすさのバランスが良く、期間工から正社員になった人が多いことで人気です。
「まずは正社員になりたい」という人には、堅実な選択肢の1つです。
- 受かりやすい会社がいい
- 働きやすい会社がいい
- 安定志向
このような人に特に向いています。
登用チャンスを重視するなら、アイシン期間工をチェックしておきましょう。
豊田自動織機(TOYOTA SHOKKI):正社員年々積極採用中
豊田自動織機は、期間工から正社員を目指しやすいメーカーの1つです。
トヨタグループの中でも登用制度が整っており、勤務態度や評価を積み重ねることで、正社員登用のチャンスが広がります。
自動車部品やフォークリフトなどの製造が中心で、ライン作業だけでなく比較的落ち着いた工程もあることから、働きやすさでも人気です。
そのため、
- 正社員を目指して長く働きたい
- トヨタグループで働きたい
- 安定した会社でキャリアを積みたい
という人に特に向いています。
また、寮費無料や各種手当ても豊富なため、生活を安定させながら正社員を目指すことができます。
登用制度が整っており、現実的に正社員を狙える会社として候補に入れておきたい1社です。
期間工から正社員に受かる人の特徴
期間工から正社員になれる人と慣れない人には大きな違いがあります。
期間工になれる人は以下の条件をクリアしている傾向があります。
年齢的な条件や、勤務評定などをクリアしないと正社員登用されないためです。

実は期間工は普段から勤務評定がつけられています。
期間工という契約社員から正社員待遇に変わるため、普段から一定の評価基準が設けられ、係長と人事部の間で評価表を共有しています。
具体的には、以下の条件があります。
- 20代~30代であること
- 勤務評価が高いこと
- 係長推薦をもらっていること
- 勤務している工場の生産需要が高いこと
それぞれについて解説します。
20代~30代であること
期間工から正社員登用されるためには20代~30代であることが重要です。
理由として、企業の立場からすると、将来を見据えて正社員として長く働ける人材を求めているためです。
一般的には中途採用では30歳を超えた方の採用では厳しい職歴要件が設けられる年齢です。
しかし、期間工の場合、本人の実力次第で40代にも正社員登用のチャンスがある会社も存在します。
このように、長期的に活躍できる年代であることから、期間工から正社員を目指すには20代から30代であることが重要です。
勤務評価が高いこと
正社員登用されるためには勤務評価が高いことが大前提です。
優れた人材でなければ正社員登用することは難しいためです。
勤務評価を上げるためには積極的にQC大会で発表役を買って出るなどの行動に出ましょう。
行動した分だけ勤務評価は高くなります。
反対に目立った行動実績もなく残業時間もそれほどしていないという状態では評価は上がりません。
係長推薦をもらっていること
期間工から正社員になるためには係長推薦を受けることが大切です。
係長推薦がなければ正社員登用試験の対象にもならないためです。
現場の係長推薦はいわば人材の質の担保となっています。
現場から推薦を貰えない人に正社員登用は難しいです。
勤務している工場の生産需要が高いこと
正社員登用試験の合格人数にも影響しますが、勤務している工場の生産需要が高いことが重要です。
生産需要が高い工場はいつも人手不足状態ですから積極的に正社員を求めています。
正社員登用を考えている方は、残業が多い工場を勤務地に選ぶようにしましょう。
定時上がりで生産が少ないということはそれだけ売り上げが低い工場ですから、生き残ることは難しいでしょう。
正社員登用に落ちる人の特徴
正社員登用に落ちる人の特徴を紹介します。
どれも簡単なことと思われるかも知れませんが、当たり前のことを当たり前にできる人材が工場には必要なため重要です。
工場では協調性もさることながら真面目に黙々と休まず作業を出来る人が求められています。
具体的には、以下のことです。
- 無断欠勤をする人
- 遅刻しがちな人
- 周囲とコミュニケーションをとることが苦手な人
それぞれについて解説します。
無断欠勤や遅刻をしがちな人
正社員登用推薦を受ける場合、無断欠勤や遅刻をしないことが重要です。
なぜなら、無断欠勤や遅刻をする人は戦力にならないためです。
生産がひっ迫しているときに限って休んでしまうようでは頼りになりません。
正社員になったときも「この人は会社が困ったときに協力してくれるのかな?」と周囲を不安させてしまいます。
ただし、有休はOKです。
突発で休むのではなく、事前に係長に有給申請をして休む分には問題ありません。
周囲とコミュニケーションを取ることが苦手な人
正社員登用試験に合格するためには、係長や上司から信頼を得ることが重要です。
最終的に誰を正社員登用試験に推薦するかは係長が決定するためです。
係長は現場のことを一番よく理解して管理しているという立場の管理職ですから、彼らに推薦権があると考えて接するようにしましょう。
人間関係を円滑にするためにコミュニケーションをしっかりとり、積極的にQC活動をこなしていきましょう。
最短で期間工から正社員になる流れ
最短で期間工から正社員になる一般的な流れは、以下の通りです。

- 正社員登用を積極的に行っているメーカーに応募する
- 正社員登用試験を受験できる勤務実績を積む
- 上司の推薦を受ける
- 正社員登用試験を受験して合格する
長く勤めれば誰でも正社員登用試験を受験できるというわけではないことを理解しておきましょう。
正社員登用試験を受験するには、まじめな勤務態度は必要不可欠ですし、上司の推薦も必要なことが多いためです。
さらには、正社員登用試験に欠かせない筆記試験や面接対策も必要です。
正社員の採用実績が多いメーカーはこの3社!
- 豊田自動織機|正社員年々積極採用中!2024年は182名採用!
- トヨタ自動車|5年間で1,022名の正社員登用実績があり!迷ったらトヨタ!
- アイシン|採用試験年2回チャンスあり!登用枠大幅増加中!
まとめ
これまで述べてきたように、期間工から正社員になることは決して不可能ではありません。
ただし、「誰でもなれる」「長く働けば自然となれる」というわけではないのが現実です。
正社員を目指すなら、応募する会社選びが最も重要です。
登用実績の多い会社を選ぶことで、正社員になれる可能性が大きく上がります。
まずは、現在積極募集をしている求人をチェックしておきましょう。