フリーターから正社員就職するには?採用担当者が徹底解説

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フリーターから正社員へ就職するにあたりスムーズに就活する方法を知りたいと考えていませんか?

実は10年前と比べると現在はフリーターから正社員に非常になりやすい状況です。

なぜなら2016年あたりから人手不足状態に陥っているためです。

人手不足から外国人労働者を採用している企業も少なくありません。

ただし就職するにはコツがあります。

筆者は採用担当として複数の企業で10年ほど採用担当をしてきました。

この記事ではその経験からスムーズにフリーターから正社員に就職する方法を伝えていきます。

正社員になりたいと悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。

Contents

フリーターから正社員へ就職しやすくなった経緯と就職難易度

筆者が採用担当者を10年経験した中でも、現在は特にフリーターから正社員に就職しやすい状況です。

理由として、以下の理由があります。

  • 2016年以降は人手不足の深刻化でフリーターの採用に積極的
  • 企業の採用戦略は「若手の採用」
  • 企業から見たフリーターの評価ポイント
  • 【内定率80%以上】フリーターから正社員就職できる難易度

それぞれについて解説します。

2016年以降は人手不足の深刻化でフリーターの採用に積極的

筆者は10年ほど採用担当者を経験してきましたが、実は2016年から人手不足状態のためフリーターの採用にも積極的になっています。

2016年ごろから消費増税前の特需(5%から8%にアップ)で一気に雇用関係が改善されたためです。

筆者が自動車会社で採用担当をしていた2015年の12月頃までは非正規雇用の期間工の採用が簡単にできました。

しかし、2016年に突入すると急に求人に期間工が集まらなくなりました。

そのため、期間工ではなく正社員採用と期間工からの正社員登用を増やした経験があります。

また、人手不足後は単純な話ではなく、

  1. 新卒採用の激化
  2. 20代転職者の採用激化
  3. 第二新卒者の採用激化
  4. 20代フリータの採用激化
  5. 30代フリーターの採用
  6. 外国人労働者の採用
  7. 人手不足の深刻化

という風に、時代が進んでいます。

一昔前であれば転職は一部の人がするものでした。

しかし、今では当たり前のことになっているように少しずつ変化しています。

若者が採用できないから、外国人採用にシフトしたという経緯がありますが簡単ではありません。

実は外国人も日本に来たがってはいません。

日本の労働環境は世界的に見ても最悪、という評判が知れ渡ってしまっているためです。

実際に筆者は外国人留学生を3名お願いしましたが、来てくれたのはなんとたったの1人でした。

さらに外交人労働者の採用費も日本人と比べて低いわけではありません。

このような人手不足の深刻化によって、企業はフリーターの採用にも積極的になっています。

日本人の若者がいかに採用にあたって有利なのかを知っておいて欲しいと思います。

企業の採用戦略は「若手の採用」

企業は若手を欲しがります。

若手を採用しておかないと、近い将来に困ることがあり得るためです。

大手企業の採用戦略は確実に少子高齢化が来るから今のうちに採用しておきたいという意図があります。

また、中小企業は新卒が採用できてないからフリーターも視野に入れている状態です。

どちらも採用ニーズは異なりますが、結局は人を確保したいので必然的に若者の奪い合いになります。

企業から見たフリーターの評価ポイント

企業がフリーター評価するポイントは、ずばり給与などの待遇決定しやすいところです。

若者は賃金の決定が楽で企業とマッチが年配者と比べて容易です。

日本企業はある程度、年収などを年齢で決定しています。

中途採用者といえども年齢が高い人ほど給料が高く、既存社員からの目線や給与規定と合わないことになります。

また、他の企業に染まっていないから素直さに期待できる点も評価ポイントです。

大企業・中小企業問わず、40代がいないという現象に苦しんでいます。

氷河期世代を採用しなかったので、ポッカリ穴が空いています。

20代~30代も少なく、社員が全体的に高齢化しています。

今のうちに社内を若返らせたいという思惑を持っている企業も非常に多いです。

つまり、企業側は若者さえ採用できればなんとかなると考えている企業が多数派です。

フリーターであろうと、貴重な戦力として欲しいということです。

「自分は30代だから・・・」と悲観する必要もありません。

どうしても不安な方は、就職支援サービスもご紹介していますので参考にしていただければと思います。

では実際どれくらいの確率でフリーターから正社員になれるのか、次の項で解説していきます。

【内定率80%以上】フリーターから正社員就職できる難易度

フリーターから正社員に就職できる難易度は80%程度となっています。

フリーターなどの既卒者が利用できる就職支援サービスがおおむね内定率80%程度となっているためです。

大手の正社員就職も可能だが狭き門ですが、中堅企業の現場系は採用されやすい状況となっています。

大卒の事務系に関しては、営業職はフリーターからでも正社員になりやすく、30代までずっとフリーターだった方でも中小企業を中心に積極的に採用しています。

就活方法に関してはフリーター向けのテクニックが少しありますので後述します。

次ではフリーターから正社員になった方の事例を紹介していきます。

【事例】フリーターから営業職に就職

大卒で卒業後、24歳までフリーターで中堅印刷会社に営業職で滑り込んだ方を紹介します。

空白期間は卒業後2年間程度の方でした。

フリーター時代の時給980円だったようですが、就職後は25万円程度になりました。

たまたま営業所の所長がフリーターからの就職に理解のある方でしたので、入社後にぞんざいな扱いを受けることもありませんでした。

評価されたポイントは、

  • 自分だけの都合でフリーターになったわけではない
  • 実家での親御さんの介護問題などがあり、そのため就職できなかった

という分かりやすい理由があったため採用となりました。

ここではフリーターから営業に就職できた例を紹介しましたが、世の中には自由度の高いフリーターを好んで選んでいる方も見受けられます。

ですがサラリーマンの生涯年収と比べると1憶円以上の差がつくと言われています。

フリーターは就職できる!まとめ

  • 2016年以降人材不足が続いていて、2020年はもっとも就職しやすい年
  • 企業がフリーター評価するポイントは、ずばり給与などの待遇決定しやすいところ
  • フリーターから正社員に就職できる難易度は80%程度
  • 大卒の事務系に関しては、営業職はフリーターからでも正社員になりやすく、30代までずっとフリーターだった方でも中小企業を中心に積極的に採用している
  • 社会的信用、安定した雇用を確保する意味でも一生フリーターでいるのは避ける方がベター

では肝心な正社員になる方法について解説します。

フリーターから正社員になるおすすめの方法

どの企業でもフリーターを採用しているわけではありません。

スキルも経験も未経験に近い方を採用する求人は残念ながら限られています。

一般の転職サイトや転職エージェントに相談しても濃い提案はもらえません。

ここで紹介したいフリーターから正社員になるおすすめの方法は

「フリーターやニートに強い就職支援サービス(就活向けの転職エージェント)を活用する」ことです。

これが正社員になるための近道となります。

転職支援サービスを利用すれば、

  • 希望の業界や職種にあった企業を紹介
  • ビジネス研修・マナー研修の受講
  • 書類の書き方・面接対策

などを受けられます。

さらに、書類選考を免除してもらえる就職支援サービスもあるので絶対に有利です。

では就活の流れを次の項でご紹介します。

就活の流れ

就活の流れとして、以下の流れを踏みます。

  • 前提:内定を確実にゲットするためには15社以上を受ける
  • STEP1:転職エージェントに相談し情報収集をする
  • STEP2:初回は就職支援サービス経由で応募し書類対策・面接対策を覚える
  • STEP3:転職サイトに求人を優先して受ける

それぞれについて解説します。

前提:内定を確実にゲットするためには15社以上を受ける

前提として内定を手に入れるためには数をこなすことです。

内定を確実にゲットするためには15社以上の求人を受けることを強くおすすめします。

筆者が採用に関して相談を受けた方たちは、確率的には30社を応募すれば2社くらいの内定がでています。

最終面接の合格率が50%程度なので、内定を取るためには15社以上は面接を受けることが必要です。

STEP1:転職エージェントに相談し情報収集をする

就職に関して独学はNGです。

最初は出来る限りプロである就職支援サービスの助けを借りましょう。

情報収集面から考えても、転職エージェントを活用することで内定がでます。

また、フリーターなどの既卒就職では有名企業が少ないです。

就職支援サービスから企業情報を教えてもらうようにしましょう。

そうすることで、仕事内容や企業や業界に興味を持ち始めることができます。

ちなみにおすすめの就職支援サービスは次の2つです

おすすめ1:ハタラクティブ

ハタラクティブは未経験者前提の転職エージェントでこれからお仕事を始める方にピッタリのエージェントです。

幅広い職種の求人があり、IT系の職種やクリエイティブ職の求人も多いのが魅力です。

書類選考や面接対策などマンツーマンのカウンセリングが受けられるため、非常におすすめです。

>ハタラクティブはこちら

おすすめ2:ウズウズキャリアサポート

ウズウズキャリアサポートは非常におすすめの転職エージェントです。

昔は第二新卒向けのエージェントでしたが、既卒需要が高まったので既卒メインの就職支援会社に変化しました。

大企業求人やIT求人を保有しており、優良企業求人が多めです。

>ウズキャリはこちらから

STEP2:初回は就職支援サービス経由で応募し書類対策・面接対策を覚える

初回は転職エージェント経由で応募し、書類対策・面接対策を覚えるようにしましょう。

転職エージェントは応募書類の添削を行うだけではなく、面接対策をしてくれるためです。

独学でやっても、なかなか客観的な書類作成や面接対策を行うことは難しいです。

転職エージェントを活用するようにしましょう。

STEP3:転職サイトに求人を優先して受ける

転職エージェントに登録し情報を収集できたら転職サイトにも登録するようにしましょう。

転職エージェントと同じ求人が転職サイトにもある場合、転職サイトにある求人を受けるようにしましょう。

転職エージェントの紹介料は高いためです。

中小企業には費用負担が大きく、同じ人材であれば採用費の安い求人サイトを優先して採用することになります。

他にも興味を持った企業が転職サイト上に求人が有る場合はそちらを優先して受けるようにしましょう。

おすすめ1:re就活

Re就活は20代専門の転職サイトです。

既卒向けの求人などが非常に多く、未経験でも転職しやすい求人が揃っています。

特にフリーターの方には非常におすすめです。

>re就活はこちらから

おすすめ2:マイナビ転職

マイナビ転職は、既卒採用企業特集なども頻繁に行われている転職サイトです。

メーカー系の求人からIT系まで非常に幅広い求人があり、様々な求人が用意されています。

転職サイトの中でも有名なサイトなので、登録するようにしましょう。

>マイナビ転職はこちらから

もっと情報を収集したい方は併せてご覧ください。

就活の流れまとめ

  • 前提:内定を確実にゲットするためには15社以上を受ける
  • STEP1:転職エージェントに相談し情報収集をする
  • STEP2:初回は就職支援サービス経由で応募し書類対策・面接対策を覚える
  • STEP3:転職サイトに求人を優先して受ける

その他の就職方法についてのアドバイス

その他の就職方法については、以下のアドバイスがあります。

  • 【要注意】ハローワークはおすすめできない
  • リファーラルはおすすめ!ただし安易に退職できない
  • フリーペーパーの求人誌はとにかく早く正社員になりたい方におすすめ

それぞれについて解説します。

【要注意】ハローワークはおすすめできない

フリーターの方は、ハローワークの利用は避けるようにしましょう。

薄給の求人が多く、内容も事務的にかかれているため分かりづらいです。

さらにハローワークから応募してくる人は、PC操作ができない印象を採用担当者は持っています。

特に若い人にはおすすめできないです。

ハローワークそのものが採用担当者からの印象が悪くやめておいたほうが無難です。

>ハローワークはこちら

リファーラルはおすすめ!ただし安易に退職できない

リファーラルとは知人からの紹介で企業に就職することです。

内定率も高く、事前に多くの情報を収集できることが特徴でおすすめです。

デメリットとしては安易に退職できない、ということがあります。

そのため、「入社したら絶対に辞めない」くらいの強い気持ちで入社する必要性があります。

辞めると紹介者の顔を潰します。

フリーペーパーの求人誌はとにかく早く正社員になりたい方におすすめ

フリーペーパーは採用までのスピードがとても早いです。

フリーペーパーは求人掲載期間が決まっていて掲載期間内に早く内定を出したいという企業が多いためです。

とにかく早く正社員になりたい方におすすめです。

大学のOB会は念のために確認すべき

大学のOB会は念のために求人などがないか、確認するようにしておきましょう。

企業の採用担当者などが求人依頼をしている可能性があるためです。

筆者もよくOB会から人を紹介してもらっていました。

この経路があればラッキーで、うまくすると採用担当者と話をつないでもらえる可能性もあります。

その他就職活動についてのアドバイス

  • ハローワークは採用担当者からの印象が悪くおすすめできない
  • リファーラルおすすめだが、安易に退職はできない
  • フリーペーパーの求人誌はとにかく早く正社員になりたい方におすすめ
  • 大学のOB会は念のために確認する

次は、企業選びのポイントについて解説します。

企業選びのポイントは可能な限り大手企業を狙う

企業選びのポイントとして、可能な限り

  • 大手を選ぶ
  • 自分が興味を持てる業界を選ぶ

ということが大切です。

大手企業は福利厚生や給料が中小企業より高いためです。

また、自分がどうしても興味がある分野であれば、企業規模問わず受けてみることも大切ですね。

フリーターのから就職したいと思ったら、まずは可能な限り

「大手企業を狙う」「自分が興味を持てる業界を選ぶ」ことをポイントに企業を選んでみてください。

一方でおすすめできない業界もありますので紹介します。

避けるべき企業はブラック企業・斜陽産業・離職率が高い業界

避けるべき企業は

  • ブラック企業
  • 斜陽産業
  • 離職率が高い業界(宿泊業・飲食業)

です。

上記の業界を受けると、すぐに退職するはめになります。

それなら就職しないほうがマシだったというレベルの短期離職をしてしまうことがあり得るためです。

対策としては

  • 企業の口コミ・評判を見る
  • 「会社名+事件」で検索する

などすると、ブラック企業を割り出すことができます。

特に「会社名+事件」で検索してヒットする会社は避けましょう。

たとえば、社員に裁判を起こされるような会社だと努力して入っても辛い待遇で働くことになります。

「よく分からない・・・」という方は上述した就職支援サービスで希望を伝えれば大丈夫です。

さらに言えば大学を中退している方も離職率の高い企業は意識的に避けるべきだと考えます。

先ほどもご紹介したように、大学を中退している方はなるべく大手の企業に就職するよう努力しましょう。

そしてブラック企業・斜陽産業・離職率が高い業界は避けてください。

次は、正社員就職に成功するためのコツについて解説します。

正社員就職に成功するためのコツ

「正社員就職に成功するためのコツにはどんなものがあるのかな」と気になっていませんか。

正社員就職に成功するためには、以下のコツがあります。

  • 合格のポイントは志望動機が最重要!
  • 就活は短期決戦!いつまでに就職したいかゴールを決める
  • 転職エージェントは複数利用すべき
  • 書類選考のコツ

それぞれについて解説します。

合格のポイントは志望動機が最重要!

フリーターの方の場合は志望動機が内定の一番の判断材料となります。

これまでの職歴がない分、意欲面で判断したいという思惑があるためです。

「入社後に自分で勉強して同僚に追いつくのか?」

「誠実に働くのか?」

「すぐに退職しないのか?」

などチェックされていますので、前向きで積極的な志望動機が合格に近づきます。

企業分析・業界分析・求められている役割を理解して入社後の働くイメージを具体的にしておきましょう。

志望動機がうまく書けない人は自己分析が必要です。

本当に自分がしたいことは何かなどを、しっかりと整理するようにしましょう。

上手くできない人は上述の転職支援サービスに相談すればサポートしてもらえます。

就活は短期決戦!いつまでに就職したいかゴールを決める

就活をダラダラやるのは絶対NGです。

いつまでに就職するかをしっかりと決めておきましょう。

ゴールを決めておかないといつまでもお尻に火がつきません。

意欲は企業はもちろん、就職支援サービスも見ています。

本気ではない方に良い求人は紹介してもらえないでしょう。

転職エージェントは複数利用すべき

転職エージェントは出来る限り、複数利用するようにしましょう。

1つのエージェントだけ活用していると、良い求人を取り逃すためです。

エージェントによって特色があります。

就職カレッジは営業職ばかり、ウズキャリやハタラクティブはIT系に強いなどの特徴を持っています。

うっかり1つのエージェントだけで就職先を決定することは避けるようにしましょう。

3社程度は利用し、客観的なアドバイスを受け入れることが成功のポイントです。

書類選考のコツ

書類選考のコツは、短文で簡潔に、結論から文章を書くことです。

書類選考は短い時間で評価されるため、短く簡潔に書くことが大切なためです。

筆者も10年ほど採用担当者をしていますが、あまり長い文章だとみる気も起こらないという経験があります。

また、書類選考においては志望動機が一番重要となりますので必ず志望動機に力を入れるようにしましょう。

面接のコツ

面接のコツとしては、空白期間の理由を明確につたえることが重要です。

職歴がない分、空白期間中に得た価値観を重視されるためです。

空白期間の感じたこと・経験が就職につながるようにすることが大切でです。

素直に「給料が良かったからアルバイトしていた」というものはNGです。

必ず空白期間に得た自分なりの働くことへの意欲を示すようにしてください。

面接でよく聞かれる質問を対策しておく

筆者がフリーターの方を面接する際に、必ずする質問があります。

ほぼ、どの企業も必ず以下の質問をフリーターに対してすると考えて対策するようにしてください。

  • なぜ空白期間ができたのですか?
  • 空白期間はどんなことをしていましたか?
  • なぜ正社員になろうと思いましたか?
  • 最近、気になったニュースは何ですか?
  • どこで会社を知りましたか?どこがいいと感じましたか?

それぞれについて解説します。

なぜ空白期間ができたのですか?

なぜ空白期間が出来たのかは必ず答えられるようにしてください。

この質問の意図は、「空白期間が出来た理由を通して働くモチベーションがあるのか?」

を確認したいと考えています。

新卒の段階では志望したい企業がなかったが、今は明確にやりたいと思える仕事が見つかった、それが御社だ!

と答えられるようにしておきましょう。

空白期間はどんなことをしていましたか?

空白期間中にどんなことをしてきたのかを聞くことで、その人の性質を知ろうとしています。

また空白期間中に正社員の仕事をするためにどんな準備をしてきたかで本気度を測ろうとも考えた質問です。

「空白期間中に行った勉強や、読書した本、行ったスポーツ、アルバイトなどの経験」

を伝えて、正社員就職に繋げられるような答えを返せるようにしましょう。

特定の仕事をしたい(総務人事経理法務などは特に)場合、勉強してきた内容について答えるようにしましょう。

司法書士を目指したが合格できずに法務に来たフリーターの方が採用されることもあります。

なぜ正社員になろうと思いましたか?

なぜ正社員になろうと考えたのかを知りたいと考えての質問です。

意地悪な面接官だと「お金を稼ぎたいから就職したいです」

などと答えると、

「じゃあ、一生アルバイトでもいいじゃない。お金稼ぐだけでしょ」

など意地の悪い切り返しをしてくることもあります。

正社員になってどんなことをしたいのかを明確に伝えるようにしましょう。

最近、気になったニュースは何ですか?

就活中だけでもいいので必ず時事ネタに詳しくなっておいてください。

特に事務職を志している方は必須です。

どれだけ世の中の動きに敏感かどうかで優秀かどうかを判断するという経営者もいます。

絶対にいま話題のニュースは押さえておくようにしましょう。

どこで会社を知りましたか?どこがいいと感じましたか?

何気ない質問に見えて、実は志望動機と同等重要な質問です。

どこで会社を知ったのかを単純に知りたいと考えているのと同時に志望動機も聞こうとしています。

「転職エージェントに良いと言われて、調べてみたら非常に安定した企業で魅力的に思えて志望した」

など、知った経緯と会社を良いと感じた点を答えましょう。

「エージェントに言われて良さそうだと思った」

では最悪の答え方となるため、必ず自分なりに会社が魅力的に思えた点について答えるようにしましょう。

正社員就職に成功するためのコツ5点

  • 合格のポイントは志望動機が最重要
  • 就活は短期決戦!いつまでに就職したいかゴールを決める
  • 転職エージェントは複数利用する
  • 書類選考のコツは短文で簡潔に、結論から文章を書くこと
  • 面接のコツは、空白期間がある理由を明確に伝えること

「フリーター就職ではどんな点に注意すれば良いの」と気になっていませんか。

次は、地雷を踏まないようにするために必ず行うべき対策を解説します。

注意点・苦労するであろう点の対策

「就活をするのにあたってどんな点に注意すれば良いの」と気になりませんか。

思わぬところに落とし穴が潜んでいます。

具体的には、以下のポイントに注意が必要です。

  • 志望動機があいまい
  • 空白期間の答え方にポジティブさがない
  • SNSでチェックされていることを知らない
  • 30代だと年下の先輩となじめるかチェックされる

それぞれについて解説します。

志望動機があいまい

志望動機は企業のホームページなどをしっかりチェックして練りこむようにしましょう。

志望動機があいまいだと、企業側は入社意欲がないのかなと不安になり、選考に落ちやすくなるためです。

自分なりに採用担当者を納得させられる志望動機を作るようにしましょう。

空白期間の答え方にポジティブさがない

空白期間の答え方が前向きでないと選考に落とされます。

空白期間の答え方がネガティブすぎると、

「これからどうしたいのかな」

という意欲が採用担当者には見えにくいためです。

空白期間をネガティブに答えるのではなく、ポジティブに「就職のために勉強をしていた

など、採用担当者を納得させるようにしましょう。

SNSでチェックされていることを知らない

SNSは出来るだけ友達しか閲覧できない状態にするか消してしまいましょう。

筆者も採用担当者を10年ほどやっていますが、若い経営者はSNSをしています。

うっかり金髪や茶髪だった時代の写真を載せるなどすると「彼はうちには合わないかも」

などと言われて内定が出なくなることもありました。

おおむね10年で50名ほどが内定が出る直前段階で落とされています。

注意しましょう。

30代だと年下の先輩となじめるかチェックされる

30代だと年下の先輩と馴染めるかがチェックされます。

年下とはいえ、その会社に22歳で勤めているとすれば、8年ほど先輩になります。

年齢よりも仕事経験の方が実社会では重視されますので、「年下の先輩とうまくやれる」

という風にしっかりと面接の場で伝えるようにしましょう。

年齢だけ重ねていても仕事が出来なければ会社では半人前以下です。

注意点・苦労するであろう点の対策まとめ

  • 志望動機は具体的に練りこむ
  • 空白期間の答え方はポジティブに
  • SNSでチェックされていると思おう
  • 30代は年下の先輩となじめるとアピールが必要

フリーターの就活についてよくある質問

フリーターの就職状況ってどうなの?

フリーターの就活で内定が出るのはマイナビによると45%となっています。

新卒の内定率が83.4%となっており、新卒に比べて既卒の内定率は約半分しかありません。

既卒は2人に1人しか内定が出ていないのが現状ですが、記事内では内定率を80%まであげる方法もあるので安心してください。

諦めずに地道に正社員の道を切り開いていきましょう!

フリーターは第二新卒・既卒とどう違うの?

第二新卒は少しだけ職歴があるため、ビジネスマナーの習得が出来ていると考えられます。

反対に、フリーターと既卒には職歴がないためマナー習得が出来ておらず大手企業であれば人事部で研修をする必要があります。

研修の開催は非常に手間隙がかかるため研修が不要な第二新卒は非常に有利な状況です。

高卒は不利になる?

高卒フリーターは大卒に比べて受けられる求人の「職種」に差が出ることが多いです。

例えば、大卒であればフリーターであっても事務系の仕事を紹介されることもあります。

一方で高卒になると事務職よりも現場仕事の求人が増えます。

このように学歴により職種に差が出る点でフリとなります。

まとめ

2016年以降は人手不足の深刻化でフリーターの採用に積極的になっています。

また単純な人手不足解決だけではなく、少子高齢化に備えている企業も非常に多いです。

企業は若手を欲しがります。

企業がフリーターを評価するポイントは、ずばり給与などの待遇決定しやすいところです。

フリーターから正社員に就職できる難易度は80%程度となっています。

フリーターから正社員になるおすすめの方法として、転職エージェントを活用しながら正社員になる方法がおすすめです。

就活の流れとして、以下の流れを踏みます。

  • 前提:内定を確実にゲットするためには15社以上を受ける
  • STEP1:転職エージェントに相談し情報収集をする
  • STEP2:初回は転職エージェント経由で応募し書類対策・面接対策を覚える
  • STEP3:転職サイトに求人を優先して受ける

その他の就職方法については、以下のアドバイスがあります。

  • 【要注意】ハローワークはおすすめできない
  • リファーラルはおすすめ!ただし安易に退職できない
  • フリーペーパーの求人誌はとにかく早く正社員になりたい方におすすめ

企業選びのポイントとして、可能な限り大手と自分が興味を持てる業界を選ぶことが大切です。

また、ブラック企業の求人は避けるようにしましょう。

正社員就職に成功するためには、以下のコツがあります。

  • 合格のポイントは志望動機が最重要!
  • 就活は短期決戦!いつまでに就職したいかゴールを決める
  • 転職エージェントは複数利用すべき
  • 書類選考のコツ

フリーターが就活するにあたっては、以下の注意点に気を付けましょう。

  • 志望動機があいまい
  • 空白期間の答え方にポジティブさがない
  • SNSでチェックされていることを知らない
  • 30代だと年下の先輩となじめるかチェックされる

SNSで内定する前に落とされてしまうケースもありますので注意するようにしましょう。