高齢者はクレジットカードを作れる?審査と手順を分かりやすく解説

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今の時代、生活にクレジットカードは欠かせない存在になっていますが、定年を迎えた高齢者でもクレジットカードは作れるのでしょうか?

結論から申し上げますと、年齢制限がないクレジットカードや、本人に安定した収入さえあれば、高齢者でも問題なくクレジットカードを作れます。

クレジットカードは現金を持ち歩く手間を減らせるだけでなく、買い物時のポイント還元が充実していたり、旅行保険が付帯していたりと、メリットの多さが大変魅力です。

しかし、高齢者がクレジットカード選びに失敗してしまうと、固定費が生活を圧迫したり、サポートが不十分でトラブル時の安心感が得られなかったりします。

そのため今回の記事では、何かと便利なクレジットカードを高齢者が作る際の審査基準や、契約の手順、おすすめのクレジットカードなどを紹介していきます。

正しい選び方や、高齢者が利用する際の注意点なども解説していきますので、これからクレジットカードを作ろうと思っている方は、是非とも参考にしてください。

本記事を最後まで読んでいただければ、日常生活をより便利にする手助けとなることでしょう。

高齢者・シニアでも審査に通りクレジットカードを作れる

高齢者であっても、年齢制限のないクレジットカードに契約したり、安定した収入があることや信用情報さえクリアすれば、クレジットカードは問題なく作れます。

しかし、仕事を定年して年金暮らしの高齢者の場合、審査が通らないのではないかと心配になる方が少なくありません。

そのためこの章では、高齢者がクレジットカードを作る際に知っておきたい審査のポイントや、契約する際の注意点を分かりやすく解説していきます。

年齢制限のないクレジットカードを選べば高齢者でも問題ない

80歳や90歳以上の高齢者でも、年齢制限がないカードを選ぶことで申し込みのハードルは低くなります。

また、年齢制限を設けていないクレジットカードを選ぶことで、高齢者が難しいと感じる面倒な更新手続きが自動で行われたり、年会費が永久無料で月々の負担を回避できたりと、メリットが豊富な点も見逃せません。

高齢者が安心してクレジットカード利用するためにも、まずはカード会社が年齢制限を設けているかを確認しましょう。

退職後の年金受給者も収入となるためクレジットカードを作れる

年齢に関わらず、「安定した収入がある」という条件さえクリアすれば、高齢者でもクレジットカードを作ることは可能です。

カード会社が設けている基準にもよりますが、原則として年金も安定した収入源として認められています。

カード会社によっては、年金受給者向けの申し込み条件を設けている場合がありますが、その際は収入の証明として年金振込通知書の提出が求められる可能性があります。

そういった書類の準備や手続きが面倒と感じる方は、始めから高齢者向けのカード会社を選ぶことで、スムーズにクレジットカードを作ることができます。

したがって定年退職後であっても、年金を含む一定の収入さえあれば、高齢者がクレジットカードを作れないということは基本的にありません。

複数のカードを同時に申し込まないこと

高齢者がクレジットカードを作る際、短期間で複数のカードに申し込むことはやめましょう。

なぜなら、一度に複数のクレジットカードに申し込んでしまうと、信用情報に多重申し込みとして記録され、審査に悪影響を及ぼす可能性があるからです。

特に収入が少ない高齢者の場合、複数のクレジットカード会社に申し込みすることで、多重債務や自己破産のリスクの高い利用者と判断されてしまう可能性があるため注意が必要です。

もし、複数のクレジットカードを持ちたい方は、まずは1枚のクレジットカードに契約し、使用実績や返済履歴を積んでから追加で申し込む方法が得策です。

しかしながら、高齢者の場合はクレジットカードの紛失、暗証番号の忘れ、支払いの延滞といったリスクが伴うため、1枚のカードでやり繰りすることをおすすめします。

高齢者におすすめのクレジットカード5選

高齢者がクレジットカードを選ぶ際は、先ほども紹介したように年齢制限がなく、年金受給者でも申し込みやすいカード会社を選ぶことがポイントになってきます。

加えて、日常生活でも使いやすい特典が付帯していることや、ポイント制度、サポート体制といった充実度も重要なチェックポイントになってきます。

ここからは、数あるクレジットカードの中から、高齢者に特におすすめしたいカード会社を5社ピックアップして紹介していきます。

契約後に「使いづらい」といった不満を払拭するためにも、ご紹介するクレジットカードの特徴やメリット、どのような方に向いているかを詳しく解説します。

おすすめ1:楽天カード|日常的にポイントを貯めたい人におすすめ

楽天カードは年会費が永年無料で、楽天市場や提携店舗で買い物をする際の高いポイント還元率が魅力のカードです。

年齢制限がないため、年金受給者や高齢者でも申し込み可能で、カードの更新も自動で行われるため安心して長期利用できます。

スーパーやコンビニでの買い物、ネット通販などで利用すれば、効率的に楽天ポイントを貯められます。

さらに楽天Edyや楽天ペイとの連携により、電子マネーやQR決済でもポイントを獲得できますので、日頃からスマホをご利用の方は大変便利です。

なお、旅行傷害保険に関しては利用条件によって付帯、ショッピング保険は特定のカードグレードに付帯するなど、保険の適用条件があるため、詳細は事前に確認しておきましょう。

楽天カードは、初めてクレジットカードを持つ高齢者でも安心して利用でき、買い物の節約やポイント活用を重視する方に特におすすめです。

URL:https://www.rakuten-card.co.jp/

おすすめ2:三井住友カード|安心のサポートを重視する人におすすめ

三井住友カードは、安定した信用情報と収入があれば、高齢者でも申し込み可能なカードです。

対象のコンビニや飲食店でポイントが多く貯まるなど、日々の買い物でもお得に利用できます。

高齢者にとって欠かせないサポート面も充実しており、24時間対応のカスタマーサポートやカード紛失時の緊急対応、不正利用補償などが備わっています。

ウェブやアプリを使えばカードの利用明細を簡単に確認できますが、紙の明細書が必要な場合は別途手数料が掛かってしまう点は注意が必要です。

年会費は三井住友カード(NL)の場合は永年無料ですが、ゴールド(NL)は年間100万円の利用という条件を満たすことで永年無料になります。

日々の支出に合わせて、カードの種類を選べる設計となっています。

三井住友カードは、初めてクレジットカードを利用する方だけでなく、サポート体制を重視したい方におすすめのカードといえます。

URL:https://www.smbc-card.com/index.jsp

おすすめ3:JCBカード S|安心感とポイント還元を両立したい人におすすめ

JCBカード Sは年会費が無料で、安心感とポイント還元を両方重視したい方におすすめしたいカードで、年齢の上限もないため高齢者や年金受給者でも申し込みが可能です。

このカードは、さまざまな特典が利用できるのが特徴で、全国のJCB加盟店での買い物や、特定の店舗でポイントが優遇されるサービスを利用すれば、効率的にポイントを貯めることができます。

また、万が一の不正利用に対する補償や、オンラインでの買い物を安全に行うための仕組みも整っています。

さらに、JCBカード Sは海外旅行傷害保険も付帯していますので、旅行好きな方にも心強いサポート体制が整っています。

カードの利用状況は、スマホアプリでいつでも簡単に確認できるため、家計管理も無理なく行えます。

JCBカード Sは、使いやすさと安心感を兼ね備えた、初めてのクレジットカードとしてもおすすめの1枚です。

URL:https://www.jcb.co.jp/ordercard/kojin_card/os_card_s.html

おすすめ4:セゾンカードインターナショナル|長く使えてポイントをじっくり貯めたい人におすすめ

セゾンカードインターナショナルは、年会費無料で、有効期限がない「永久不滅ポイント」が貯まる点が大きな特徴です。

契約の年齢制限がないため、高齢者や年金受給者でも申し込みが可能で、カードの更新もスムーズに行われるため長く使い続けたい方に向いています。

日常の買い物やネットショッピングで着実にポイントを貯められるほか、「セゾンポイントモール」を経由すれば、ポイント還元率をさらに高めることができます。

しかも、ポイントに有効期限がないので、じっくりと時間をかけて貯めていけるのが大きな魅力です。

また、カードの利用明細はウェブやアプリで簡単に確認できますので、高齢者の方でも手軽に家計管理ができます。

安定したサポートと、有効期限を気にせずポイントを貯めたいと考える高齢者におすすめのカードといえるでしょう。

URL:https://www.saisoncard.co.jp/am_lp/saison-pro/

おすすめ5:アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード|旅行やステータスを重視する人におすすめ

アメリカン・エキスプレス・グリーン・カードは、年齢制限がなく、安定した収入さえあれば高齢者でも申し込み可能なカードです。

ゴールドカードより年会費を抑えながらも、所有感を満たしつつ、充実した特典を受けられる点が大きな魅力です。

(初月1ヶ月分、月会費無料)

具体的には国内外の旅行傷害保険、空港ラウンジサービス、ショッピング保険が充実していますので、旅行や外出の多い高齢者の方にとっては、とても心強いカードといえます。

ポイントについては特定のレストランやキャンペーンで効率的に貯め、さらに充実したサービスを有効活用することで、年会費に見合うだけの価値を感じられるでしょう。

もちろん、サポート体制も万全ですので、カードをなくした時や不正に使われた時も、迅速に対応してもらえます。

アメリカン・エキスプレス・グリーン・カードは、旅行や外出を楽しみたい方、ステータスや特別なサービスを重視したい方に特におすすめします。

URL:https://www.americanexpress.com/ja-jp/credit-cards/green-card/

高齢者向けクレジットカードの選び方

高齢者がクレジットカードを選ぶ際は、年齢制限の有無やサポート体制、年会費、利用明細の確認方法といったポイントをチェックしておきましょう。

クレジットカードは便利な一方で、選び方を誤ると使い勝手が悪かったり、万一のトラブル時に手厚いサポート受けられなかったりします。

特に高齢者の場合、選び方のポイントを押さえてからクレジットカードを選ぶことで、契約後のリスクを減らし、日常生活をより安全・便利にすることが可能です。

ここの章では、高齢者がクレジットカード選びで注意すべきポイントを詳しく解説していきます。

年齢制限のないカードを選ぶ

高齢者がクレジットカードを作るうえで最も重要なのが、年齢制限のないクレジットカードを選ぶことです。

年齢制限がないカード会社を選ぶことで、申し込みのハードルを下げるだけでなく、更新手続きも問題なく行えるため、長期間安心して利用できます。

また、クレジットカードによっては年齢に応じたサポートサービスや特典が付帯している場合もありますので、年齢を重ねた方にとってもメリットが大きくなります。

年齢制限のないクレジットカードを選び、かつ申し込み時に年金受給者であることや収入の有無を適切に伝え、スムーズに手続きを進めましょう。

一点注意したいのが、多くのカード会社では申し込み条件に18歳以上や20歳以上といった下限の設定はしているものの、上限については明記していないケースがほとんどです。

もし、すでに気になるクレジットカードがある方は、事前にカード会社に問い合わせておくことをおすすめします。

サポートが手厚いカードを選ぶ

高齢者がクレジットカードを選ぶ際、予期せぬトラブルや疑問点に迅速に対応してくれるカスタマーサポートの存在は非常に頼りになります。

24時間対応のカスタマーサポート、カード紛失時の緊急対応、不正利用補償が整っているクレジットカードは、高齢者でも安心して利用できます。

また、電話やウェブでの問い合わせだけでなく、操作方法や明細確認などを丁寧に案内してくれるサポートがあるカード会社は、高齢者にとってもおすすめです。

さらに、付帯サービスとして旅行保険やショッピング保険が充実しているクレジットカードであれば、万一の事故や盗難にも対応可能です。

高齢者が安心してクレジットカードを利用するためにも、サポート体制の手厚さにも注目しましょう。

年会費が安いカードを選ぶ

年金生活に突入している高齢者の方は、無駄な出費を避けるためにも年会費が無料または安いクレジットカードを選びましょう。

年会費が無料もしくは安いクレジットカードであれば、コストを気にすることなく日常生活で安心して利用できます。

また、年会費が無料のクレジットカードであっても、ポイント還元や付帯サービスが充実しているカード会社は世の中に沢山ありますので、年会費と併せて判断材料にしてみましょう。

もし、年会費が安いとはいえ有料のクレジットカードの場合は、付帯保険やポイント還元などのメリットが、年会費に見合うかどうかを確認しておく必要があります。

さらに、家族カードといった追加発行で年会費が安くなったり、無料になるかどうかも確認しておくと、トータルコストを正確に判断できます。

利用額の確認がしやすいカードを選ぶ

高齢者がクレジットカードを安全に使うためには、日々の利用額や明細を簡単に確認できるカード会社を選ぶことが大切です。

特に、ご自身のライフスタイルに合った確認方法があるかを事前に確認しておきましょう。

例えば、オンラインでの確認が苦手な方には、毎月、紙の明細書を自宅に郵送してくれるサービスや、電話で利用状況を問い合わせできる窓口が充実しているカード会社がおすすめです。

一方、スマホやパソコンを使いこなせる方は、ウェブサイトやアプリで利用明細をリアルタイムに確認できるカードが便利です。

利用するたびに通知が届くサービスなどを活用すれば、より安心して日々の支出を管理できるようになります。

シニアがクレジットカードを使う時の注意点

クレジットカードは便利で安全な決済手段ですが、高齢者が使う際にはいくつか気をつけておきたい注意点があります。

特にカードの紛失や不正な利用、詐欺被害といったリスクは年齢を問わず誰にでも起こり得ます。

高齢者は情報管理や判断に不安を感じることもあるため、あらかじめ対策をしっかり立てておくことが大切です。

そのためここからは、高齢者がクレジットカードを安全に使うために知っておくべきポイントを分かりやすく解説します。

安心して日常生活でクレジットカードを活用できるようにするためにも、是非チェックしてみてください。

カードの紛失に注意する

クレジットカードを紛失すると、誰かに不正に使われてしまい、現金と同じように被害を受けてしまう可能性があります。

クレジットカードは財布や専用のケースに収納し、持ち歩くときは肌身離さずなくさないよう気をつけましょう。

もし、クレジットカードをなくしたと気づいたら、被害の拡大を防ぐためにもすみやかにカード会社に連絡し、利用を止めて再発行の手続きをしてください。

さらに、日頃からカードの利用明細や通知メールをこまめに確認する習慣をつけておけば、もしもの時にも早く気づくことができます。

安心してクレジットカードを使うためにも、紛失しないようにする意識と、万が一のときの対応方法を前もって知っておくことが大切です。

フィッシング詐欺に注意する

銀行やカード会社になりすました偽のメールや、ウェブサイトで個人情報やカード情報を入力させ、詐欺被害に遭わせるフィッシング詐欺には十分注意しましょう。

高齢者がフィッシング詐欺を防ぐには、メールに書かれたURLを安易にクリックせず、公式サイトや公式アプリ以外でカード情報を入力しないことが鉄則です。

さらに、カード会社からの連絡を装った怪しい電話にも注意し、少しでもおかしいと感じたら、必ず公式の窓口から確認するといった二重の対策が大切です。

高齢者は家族や友人と日頃から情報共有し、フィッシング詐欺を含めた、最新の詐欺の手口について知っておくことも重要です。

振り込め詐欺に注意する

高齢者がクレジットカードを利用する際は、振り込め詐欺の被害に遭いやすいため注意が必要です。

家族や役所の人になりすまして電話をかけ、「すぐにお金が必要」だと信じ込ませ、クレジットカードを使わせる手口が一般的です。

不審な支払い要求や、カードの暗証番号、個人情報を電話越しで教えるように言われても、決して応じないようにしましょう。

もしも怪しいと感じたら、すぐに家族やカード会社に相談して確認することが、被害防止につながります。

また、カードの利用履歴や通知メールを日頃から確認する習慣をつけ、身に覚えのない請求があれば、すぐにカード会社に連絡することも大切です。

安心してクレジットカードを使うために、日頃から家族と振り込め詐欺対策を講じ、常に警戒心を持つよう心掛けましょう。

暗証番号は推測されにくいものを選ぶ

暗証番号は、クレジットカードを安全に使うための大切な情報ですので、取扱は慎重に行う必要があります。

自分の誕生日や電話番号の下4桁、車のナンバーなど、誰にでも推測されやすい番号は使わないようにしましょう。

忘れてしまうからと暗証番号を紙に書いて財布に入れたり、他人に教えたりすることもリスクが高いため絶対に避けましょう。

安全性を高めるためには、結婚記念日やペットの誕生日といったように、自分だけが覚えられて、なおかつ推測されにくい番号がおすすめです。

また、ATMで暗証番号を入力するときは、周りに人がいないか確認し、他人に見られないように配慮することも大切です。

暗証番号の管理と入力に気をつけるだけで、不正利用のリスクを大きく減らすことができます。

まとめ

年齢制限のないクレジットカードを選び、年金収入を安定した収入として申告すれば、高齢者でも安心してカードを作ることができます。

クレジットカードは毎日の暮らしを便利にしてくれますが、その一方で、なくしてしまったり、フィッシング詐欺や振り込め詐欺といったリスクがあることも忘れてはいけません。

そのうえで、ポイント還元や付帯サービス、サポート体制を比較して、自分のライフスタイルに合ったカードを選ぶことが大切です。

特に、困ったときに相談しやすい窓口があったり、利用明細の確認や管理がしやすいクレジットカードは、高齢者が選ぶ際の基準にしましょう。

今回の記事でご紹介したポイントを参考に、安全で便利なカードのある暮らしを始めてみてください。

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